動物

「綿毛に包まれて生きていく」~Vol.8 動物の魂もとても素晴らしい

人類の歴史に欠かせないのが「動物との共存」。家族であり、最高の相棒である動物たちは、いったいどのような使命を持っているのでしょうか。

 

アニマル達が共存もしくは家族ではなく、ペットとなる現状

2015年、年末押し迫る12月に私の本「フクロモモンガと子猫の遺言」が販売開始しました。
話がダブってしまうかもしれませんが、とても大切な事なのでコラムでも書きたいと思います。

実はこのコラム書いている日のAM12:10位でしょうか。我が家のフクロモモンガが旅立ちました。
本を書きあげ、今年はみんなが元気であるように願っていたのですが、悲しい年明けとなりました。
きっと、多くの人に伝える使命があるのだと感じ、このコラムでも書いておこうと思ったのです。
もしも心に触れたなら本も読んでみてください。

自然界のアニマル達は、この地球をパワフルで美しく維持することにとても大きな貢献をしています。
また生命のループにも必要不可欠ですね。
現代に於いては様々な動物をペットとして迎えている時代で、日本ではストレス値が高い為に最大の癒しとして動物を迎える事も多い時代です。
人間は太古の時代から動物との共存をしてきた歴史があります。
中でも犬は活躍の場が広く、とても深い関係でしょう。
それはペットの響きとは違い、最高の相棒であり家族でした。お互いに必要な事を共有しサポートして来ました。

現代は恐らく人間の欲望が上になっている時代。
全てではありませんが動物虐待も増えています。
こんな世の中に人間と共に生きることになった動物たちは、いったい何の使命を持っているのでしょう。

私たちが苦しみや喜びを感じるそれぞれの世界があるように、アニマル達も様々な生きるステージがあります。残酷な運命も飛び回る運命も色々と。
我が家のアニマル達もそうです。
本を読んでくだされば詳しく書いてありますが、我が家の場合、私のスピリチュアリティなヒーリングを教えてくれたり、病、命の事を深く知る為の事でもあります。
私を救うため、支える為、同じ家の子でも様々です。

そんなアニマル達は命をかけてでも、愛するという兆候が見られます。
動物の想いを受け取っていない場合は、家族にもパートナーにもならず、おもちゃ感覚になる人も少なくありません。それでもアニマルは使命を全うします。

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アニマルはおもちゃではなく、教師にさえなる深い思慮と愛がある

私たちの知能も技術も、ある意味では上がっているのでしょう。
機械化も進み多くの事を短時間で処理できます。
しかし、私たちの生活は楽にはなりません。むしろ更に時間に追われて自身の心にも体調にも気が付かない程です。日々がとてもタイトであるので、疲労も大きいでしょう。

それが現代だから仕方ないと言えばそれで終わるのですが、自殺大国、メンタル疾患の増大など、良いとは言えない時代です。
アニマルはそんな時でも変わらずに行う事があります。
<楽しもうとすること、食事を摂ること、愛する事など、本当に大切なことです>

私たちがないがしろにしているものです。
多忙に追われ疲れ果て、食事を思うように取れなかったり、外食やジャンキーフードを多く摂取したり、家族との語らいより、睡眠時間を取る事で精一杯だったり、とにかく仕事に追われて大切なことは待っていてねと後回し。
今こそアニマルを見つめてください。
アニマルは貴方の瞳を心配そうに覗き込んでいませんか?
遊ぼうと誘っていませんか?
アニマル達は楽しむことがとても大切なことだと知っているのです。

勿論自分もそうですが、貴方にも必要だからこそ、誘うのです。
アニマル達はあなたがストレスで、彼らに暴言を吐いても貴方を愛しています。
勿論、ショボンとしますよ。でもじっと貴方が振り向くのを待っています。あなたの笑顔が好きだから。貴方と楽しみたいから。

楽しむというのは、本当の貴方になれる事でもあります。そして生きている実感も湧いてきます。
生命もスピリットもワクワクしてとても良い状態になるのです。
そして医学的にも免疫機能も上がります。心も身体もとても繊細な私たち人間。
楽しむことに罪悪感なんていりません。
時には有給休暇でも、休業でもして思い切り動物たちと楽しんでください。