〜ハワイ島サウスコナのケアラケクア湾より〜
ここは”神への小径”という意味がある。
石を積み上げたヘイアウの横には、ゴロゴロの溶岩石だらけのビーチ。
石のビーチだから、出入りが難しい。中級〜上級者向けだ。でも
今日は波も穏やかで、イン&アウトがしやすい。
沖には30頭ほどのドルフィンの群れ,ジャンプしているのが見える。はやる心をおさえつつ、ゆっくり3点セットをつけて、海にはいる。
そしてフィンキックをしながら、イルカの声の響いてくる沖へと向かう。
私達は彼らのお家へお邪魔する。
すーっと自然に、あっけないほど、警戒もせず、受け入れてくれる。
そしてシンクロナイズのように、しなやかなドルフィンに逢わせて私達も泳ぐ。
マッチングムードして、摩擦のない滑らかな泳ぎ。
泳ぎ方はドルフィンが教えてくれる。
ハートを開いて光のなかを泳ぐ
いつしかわたしたちもハートでドルフィンとつながり、一緒の群れの仲間、ポッドになったような気分。
彼らはハワイ島沿岸部に棲息するハワイアンスピナードルフィン。島の西側にあるいくつかの湾の中に遊びにやってくる。月のうち3分の一くらいが遭遇率。夜捕食して朝方安全な湾のなかで眠り,休み,遊んで行く。
やわかでなめらかな透明な海に浸かる、これがわたしの究極の癒しタイム。
十分泳いだので、もう帰ろうかな〜と想った時、ふと,イルカに向かってシュノーケルを加えながら、歌を歌い出したわたし。『あ〜りが〜とう〜〜』の繰り返しで様々な音階を、トーニングのように響かせながら。
すると次から次と、まるでうっとりとその音波をきくかのように、イルカたちが真下にゾロ〜ゾローと集まってくる。
あ〜りが〜とう〜〜と歌い続けるわたし。
それは、わたしの深いところからの気持ち。ハートチャクラから溢れ出す感謝。
時には、いままでイルカと泳いだ人たちからの代弁かのように、次から次とありがとうがとまらない。
イルカたちも、次から次とわたしの目の前にやってくる。
しばらくドルフィンたちに感謝の歌を聞くと、イルカたちはゆっくり沖の方へと向かい消えて行った。わたしは、気持ちもすっきり、岸にもどって、ビーチで待っていてくれた友達とうれしい笑顔とシャカのポーズ。
彼女は木陰で、瞑想をしてハワイ島のエネルギーを楽しんでいた。
ゆったりとしたいい朝。
それぞれの楽しみ方。
ハワイ島ではスケジュールをタイトにきめず、何が次に起こるかわからない。ワクワクを大切に、流れに乗って旅をしてみることをおすすめです。
ドルフィンと泳ぐのは、ビーチスイムはどちらかというと上級者向け。
初心者や泳ぎに自身の無い方にはボートをつかったドルフィンスイムがおすすめです。遭遇率はなんと99%。
コナのハーバーからでている、キャプテンスコットのボートは、少人数制で小回りが利くサービスでとっても快適ですよ。
http://www.Liquidhawaiijapanese.com
世界のあちこちの海で野生のイルカと遊べるいい時代になりました。海の中から私達を誘い、平和な波動を広げて、わたしたちの意識の進化を導いてくれるイルカたち。
まだ見たことの無い、水の惑星地球のもう一つの海中世界をかいま見て、新たなインスピレーションを受け取る体験になるでしょう。
with much dolphin love……