ハワイ島に来ています。
先日の満月、そして夏至の日、すごかったですね。
その日わたしは午前3時に家をでて、日本からリトリートにご参加の皆さんとともに、
天国に一番近い聖なる山、マウナケアの山頂へいき、そこで夏至の朝日のご来光を拝み、夏至のエネルギーを受け取ってきました。
夏至は陽の気が最も極まるとき。
夏至の朝日が昇る前には、耳に聞こえない宇宙の13Hzの音が響き、その音によって調律されるという話を聞いて以来、その壮大な宇宙スケールのエネルギーの循環に魅了され、毎年のように、マウナケアへ出かけるのがわたしにとっての初詣、習慣のようになりました。
世界の聖地、ストーンヘッジや、伊勢神宮の鳥居、マヤやエジプトのピラミッドなど、古代遺跡の多くは、この夏至の朝日がまっすぐに入ってくる方角、位置に建てられています。
グレゴリオカレンダーなどない時代は、それだけ夏至の宇宙の配置やエネルギーが人々に尊重され、浸透していたのですね。
富士山より高いマウナケアの山頂は夏でも、ダウンジャケットや携帯用カイロをつかうほどのきりりとした冷たさに溢れています。
5時過ぎるとすこしずつ明るさを増す夜の空。雲の向こうに黄色い光が混じり始め、自分という神聖な神殿のハートの扉を開いて、しずかに待ちます。
そして、やがて、雲海の向こうから、ダイナミックな光とともに太陽が昇ってきます。
その光は異次元へのゲートのようです。ピュアでクリアな空気のなかを、宇宙の音が響き渡り、私たちは太陽のまばゆい光を細胞の隅々に沁み渡らせ、感謝とともに受け取りました。
そして日本にいる大切な人たちへもその光をトランスミットしてお送りしました。
自分が、高い波動、光を通す、クリスタルの筒になったかのようで、マインドはとてもしずか。だれもが平和と感謝の感覚に満たされました。
そのままいっきに、島の真ん中のサドルロードをつっきり、ヒッピータウンと言われるパホアでは、天然温泉で体をほぐして、お昼寝タイム。カラパナの溶岩大地では瞑想の時間。そしてボルケーノでは女神ペレへのご挨拶をして、そして南回りでイルカと泳げるサウスコナの宿へ戻るという島をほとんどぐるりと巡るような、1日を過ごしました。
宇宙のエネルギーと地球の生のエネルギーを呼吸をして、さらに
夜になると、海の上に、煌々と輝くまん丸のお月さまが。
うまく言葉に表現できなくて、ただただ目を見張る……。
そう感動は言葉にならないですね。
ついつい時間に追いかけられがちな現代生活ですが、わたしたちはもっともっと自然のなかに入る必要があります。
都会のなかに身を置いていても、時折、自然のなかに出かけて、鳥の声を聞いたり、風を感じたり、空の雲を見上げたり、ちょっとしたことでも
自分調整ができますね。
センスオブワンダー……。自然の美しさ、地球の美しさに目を見張り、ワクワクする時間、そんな時間は、なによりも、私たちを再生し、生き返らせてくれます。
《野崎友璃香 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/yukarinozaki/?c=14775