甘い飲み物で不妊体質に⁉︎ 生理もこない! 妊娠しやすい食べ物より飲み物注意‼︎

野菜ジュースを飲みたいのなら無糖のものにしたほうが妊娠しやすい体づくりになります。

なぜなら体が老化しているので血糖値も上がりやすいからです。

私も35歳を過ぎたときに血糖値が少し上がってしまって

「うわ~、35歳過ぎると本当に体の老化が健康診断にでてくるな~」
と、がっかりした覚えがあります。

なにもしなくても体の老化で30代以降は血糖値が上がりやすいのですが、年をとったり、太ったりしているという条件がなくても、甘い飲み物を飲み続けていればやせている女性でも血糖値は高くなります。

 

20代の若くてやせている女性でも20%は血糖値が高い‼︎

NHKの番組で、ふだんの健康診断では血糖値に問題がないのに、食後の血糖値が異常に高くなる血糖値スパイクについて取り上げていたことがあります。

この番組内では、順天堂大学が20代の若い女性の食後の血糖値を調査した結果も紹介していて、見た目はスラリと細い20代の女性ばかりなのに、調査では血糖値が高い女性が20%もいました。

血糖値が高くなるのは
◎血糖値が高くなりやすい食べ物や飲み物を食べている
◎血糖値を低くする効果がある運動をしない生活をしている

といった生活をしていれば、20代の若さでもやせている女性でも血糖値は高くなってしまいます。

食事のことに気を付けているつもりで、野菜ジュースを飲んでいても、砂糖が入っていると血糖値が高くなりやすいため、かえって生理がこない状態を作りやすく、排卵がうまくいかないので妊娠もしづらくなってしまう食事になっていることもあるのです。

 

妊娠したいなら、甘い飲み物は飲んでも1日1杯まで

疲れた時などは甘い飲み物がほしくなりますからたまに飲むならいいですが、
妊娠したいのなら血糖値が高くならないようにするために、砂糖が入っている甘い飲みものは1日1杯までしましょう。

ペットボトルの500ml分も甘い飲み物を飲むのはよくありません。
せめて350mlぐらいの小さめのペットボトルぐらいにしておいてください。

野菜ジュースを飲みたいのなら無糖のものにしたほうが妊娠しやすい体づくりになります。

そもそも野菜はお味噌汁の具にでも入れればそれなりに栄養はとれますから、わざわざ野菜ジュースを飲まなくても野菜を入れたお味噌汁を飲むほうが、血糖値が高くならないので妊娠にはいいのです。

「妊娠を希望しているのに生理がなかなかこない……」
というときは、甘い飲み物のせいで血糖値が高くなり排卵がうまくいかずに生理がきていないこともあります。

妊娠したいのなら、血糖値を上げやすい甘い飲み物は飲んでも1日1杯までで、ほかはお水やお茶など砂糖が入っていないものを選びましょう。

飲み物を見直して妊娠しやすい体づくりができたらうれしくありませんか?

 

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