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世界各国に散らばるスピリチュアル通特派員から届いた現地のリアルな情報を発信する「ワールドスピリチュアルニュース」。2004年よりインドに単身在住し、日々インド文化を探索し続けている日本人ライター冬野花さんが2回目の登場。知るほどに興味が沸いてくるインドのスピリチュアル、今回はインドの神、ガネーシャの別名に隠された教えについてレポートしていただきました。
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ヒンドゥー教には、何億もの神様がいると言われていて、主要な神様だけでも何十人もいるため、少し説明を聞いただけでは、誰が誰だかなかなか把握できないほど。それほど多い神様のなかでもインド全土で大衆に人気を誇る神様となると、かなり絞られていき、そのうちの一人に頭が象で身体が人間の、ガネーシャ(ガネーシュ)神が挙げられます。
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ガネーシャ神は、他の神様と同様に、非常にたくさんの名前を持っています。インド人なら誰でも知っているガネーシャの別名を挙げるとすれば、ガジダント(Gajdant)、ガナパティ(Ganpati)、そしてヴィナーヤカ(Vinayak)あたりですが、今回は「ヴィナーヤカ」という名前に隠されている本当の教えについて書きます。
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世界中のどんな宗教も、もとをたどればひとつの教えに行き着くとよく言われます。それは「自分自身の良心に従いなさい。我欲や邪念を一切挟み込まずに、自分の良心が言っている事に耳を傾けてみなさい。良心は誰の心にも必ずあるものです。神は外にはありません。あなた自身が神なのです」という教えです。今では、作法の違いを教えの違いと混同させたり、権力との絡みなども加わって、正しい解釈はすっかり忘れられてしまいました。宗教は「やっかいでデリケートな国際問題」のようにもなってしまっていますが、ヴィナーヤカの名に隠されている意味も、古今東西変わることのないシンプルな智慧についての教えなのです。
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「心のどこかがチクリと痛んだ」。この時に、そのチクリを無視せずに良心に従える強さを持つ者、それがヴィナーヤカであり、ひいては私たち人間の目指すべき姿なのです。ちなみに、インドでも神様の教えを皆が正しく理解しているわけではありません。「自分に打ち克つための闘い、自分の中の悪と戦う」という意味を分かりやすく物語りにしたはずの、神話の戦闘シーンなども残念ながら、映画や子ども用番組では、ただの戦闘、復讐劇です。インド人の大好きな「正義のために悪と戦うヒーロー」の「悪」は、本当は自分のなかにあるものを指している、ということをはっきり認識して映画やテレビを見ているインド人は多くないというのが現状です。いずれにしても、一見わけのわからない神話のお話も、こうして一つひとつ「なるほど!」と知っていくのは、楽しいですね。
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item2 *今回のTRINITY特派員* 冬野 花さん item2
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photo&text:Hana Fuyuno
次回はスイスのスピリチュアルをお届けします。お楽しみに!
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