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ウェブコンテンツトップ水元秀二郎さんインタビュー「ハードな道しか選ばない!<前編>」

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TRINITY vol.29で霊能者・下ヨシ子さんにご登場いただきましたが、下さんの息子さんが俳優なのをご存じですか? Vシネ界で活躍する若きエース・水元秀二郎さん。横浜港開港150周年記念映画『弁天通りの人々』撮影の真っ最中という水元さんを訪ねて編集部は千葉県の房総へ。水元さんの複雑な生い立ちや、母・下ヨシ子さんについてのお話から何が見えてくるでしょうか。

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お袋がお坊さんになったのは俺が少年院に入っている間の出来事でした。家に帰ったら実家がお寺になっていたんですよ。最初は、俺が悪いことをしたからお袋が出家したのかと思いました。そうしたらガンが治ったとか、杖をついて来た人が帰りには普通に歩いて帰って行ったり……お袋は何をやっているんだろう?と。やらせじゃないのって思っていました。でも何かが違う。知らない人がいっぱい来るようになりました。お袋は「自分のことはいいからほかの人が助かるといいよね」と言っていたんです。今思えば立派な人だな、と思います。僕には親父がいません。お袋は一人で母親と父親をやっくれて、男みたいな性格なんですよ。サバサバしているので、一緒にいて気持ちがいいです。

後編>>

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●みずもとひでじろう 1975年9月30日。熊本出身。
ビデオ映画「誇り高き野望」でデビュー。俳優のほかに歌手として主題歌も多く担当。
水元秀二郎公式ホームページ
 www.hidejiro.info

●横浜開港150周年記念映画「弁天通りの人々」
出演:水元秀二郎、加護亜依、杉本彩、三原じゅん子、小川眞由美、哀川翔
公開日:
  ○
4月29日〜5月6日 神奈川県民共済シネマホール
   10:00〜12:45〜15:30〜予定)
  5月9日〜5月29日 富山市 シアター大都会1日3回公演
  5月16日〜5月29日 シネマート六本木1日2回公演予定
  5月23日〜6月5日(予定)ムービックス本牧1日2回公演予定
問い合わせ先:(株)ドロッオブスター 03−5478−1111

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そうなんです。友達も気を使ってくれて、哀川翔さんがトークショーで熊本に来るから行こうと誘われました。現場に行くと友達が関係者の人に「お願いします、ファンなんです」「具合が悪くても翔さんに会いに来たんです」と頼み込んでくれたんです。すると「1分だけ」と会わせてくれました。それでご本人がいらして「うわぁ、カッコイイ!」と思ったら、ダルさがスパーンと取れたんです。哀川翔さんに会ってから、俳優っていいなと考えるようになりました。もちろんそんな簡単になれるものではない、と今はわかりますが当時は衣装を着て、Vシネマっていうのに出れば俺も俳優になれるんだろう、と思っていました。しかも翔さんに会ってから目まいがしないので、俺も俳優になろう!と決心。同じようなスーツを買って、Vシネマをやっている知り合いを訪ね、なんとか映画に出れませんか?と何度も頼みに行きました。当然追い返されましたが、僕がしつこく行くので「じゃあ1回出てみろ」とあるVシネマのメインキャストに大抜擢されたんです。今思えば凄く無謀だったなぁと思いますけど(笑)、嬉しかったですね。

急に全身が痺れて「なんだこりゃ!?」と生まれて初めて金縛りにあいました。部屋に髪の毛が足首ぐらいまである女の人が立ってるんです。その女の目だけがよく見えて、目をつぶっても視えるんです。倒れながら、自力でなんとか救急車を呼びました。当時、ボロアパートに住んでいたので、担架がエレベーターに入らず仕方ないのでハンモックのようにして階段で下りるたびに各階段にその女がいたんです。そのとき目に視えないものを見てしまったので、だったら神様もきっといるんだろうなと思ったんです。お化けなんて信じてなかったですけどね。だからお寺さんもあるんだ、と納得しました。

仕事はしていたんですが、まぁグレてまして(笑)。少年時代から学校には行かない、暴走族をやっている、地元熊本では有名な不良でした。少年院にまで行っているんです。20歳で出た後、ある日を境にうつ病になってしまいました。自律神経失調症と俗に言われますが目が回ったり、顔が痺れたりもう起きれません。自分のお袋がああいうことをやっているのって信じられないじゃないですか? 「俺はお祓いとかいいよ」と思っていました。でも、その前に霊体験をして信じざるを得なくなりました。このままではマズイと思い、はじめてお袋に頼んでお祓いをし、多少改善はしましたが、その時病気は治りませんでした。今にして思えば、自分で自分を病気にしていたからなんです。半分甘えなんですよね。悪いものを自分で引き寄せていたんです。自分がマイナスになってしまって……毎日仕事をしていたらそんなことを考える時間もないはず。熱が出たってやりますからね。うつになっているときはそんなこともわかりませんでした。改善したきっかけは哀川翔さんに出会ったことと、やはりお袋のお祓いです。翔さんは「俺はなんにもしてないよ」とおっしゃるんですが、もう存在そのものに助けられた感じです。お会いしなければまだ病気だったかもしれませんね。お袋にも感謝しています。

Photo:Tomoko Hayano

 
   
 

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