まず、ニュースがスピリチュアルだなんてこじつけじゃないの?
って思わないでくださいね。
真実は逆です。
スピリチュアルなこの世の中で、人生での大事なエキスをわかりやすい形で象徴としてニュースがあるのです。
ますますわからなくなった?
つまり、元々この世に生を受けて生まれる時に、魂としての自分はテーマをしっかり決めて生まれてくるので、それがニュースとなる位大きくなったのは、テーマをこの世ではっきりと気づき、その結果、魂の成長をする為なのです。
だからある意味、人生で起こるどんなニュースも、あの世で全部打ち合わせ通りの用意された出来事ということになります。
また、世間的に大きなニュースというのは、その位大きな出来事にしないと気付かないぐらいその人にとっては大事な出来事なんです。
そして、毎日のニュースをスピリチュアル的にみると、その当事者だけでなく世の中のみんなが大事なテーマに気づいて、多くの人の魂の成長をも助けてくれているんです。
ニュースの当事者はある意味、同じテーマを持つ人の代表として役割を全うしてくれたわけです。
ニュースを見たら加害者や被害者を自分とは違う世界の人達と見ないで、また彼らを批評するのではなく、素直に「気づかせてくれて、ありがとう!」と思うと自分の魂は驚異的に成長し、その後、豊かな人生に向かっていけます。
前東京都知事の舛添さんの場合……気づき「教育」
既に、少し古いネタになってきましたが、大きな学びの要素を持っているので取り上げたいと思います。
舛添さんと言えば、東京大学法学部卒、東京大学教養学部政治学助教授、参議院議員当選、厚生労働大臣就任、新党改革代表、東京都知事就任……と人がうらやむキラキラした成功の人生そのもの。
彼の生まれた時代はまさに第一次ベビーブームの団塊の世代で、世間の風潮は「第二次世界大戦に負けてしまって、神頼みだけじゃだめなんだ。やっぱり努力と根性で今度は日本を復興し、あのアメリカに経済で追いつけ追い越せだ!!」そしてすぐにアメリカのドラマや映画が入ってきて、あの豊かさは、「金だ!」金がたくさん持てれば大きな家に住み、車をもって色んな所へ行き、美味しいものが食べられ、優雅な生活ができるんだ!
誰もがそう思ったことでしょう。今の経済大国第2位のあの国みたいに…
そして、お金を儲けるには、最終的に安定した大きな就職先に行くことで人生が担保されると多くの人達が思っていました。
その上、当時の人達が好んで使っていた言葉が「末は博士か大臣か」が合言葉のように日常で交わされみんなから尊敬される「偉い人」になることが目標でした。
その為には、まずいい学校に入って、高い高等教育を受けることが多くの国民の方向性となってしまったのです。
一番多感な年ごろに受験勉強という競争社会にさらされ、人よりも上に、人を押しのけても上へ、そして仕事に就けば、人を踏み台にしてももっと上に……と教えられてきたのです。
そして舛添さんは、教育という本来崇高で「人格や人生」を豊かにするツールを、「金」を豊かにし「名誉」を得る為に設定しエネルギーを費やしてきてしまったのです。
誰も彼の行く末にストップをかけるどころか、ほとんどの人が彼に媚びへつらい、持ち上げ、最後まで裸の王様にしてしまったのです。
しかし、今回彼はこの時代に生きて、まだそうやって人生をとらえている人達に大きな気づきを提供してくれました。
そうです。今回の気づきは、今のこの時代の「教育」の在り方が舛添さんの末路を作ってしまったのです。
あんなに素晴らしい経歴をお持ちの人が、最も高い教育を施され、上りつめたのにもかかわらず、「人の心」は教育されてなかった今の教育の事実に気づき始めたのです。
不登校は無意識レベルで今の教育にNOを突き付けている。
小、中、高の子供たちの不登校が減らないのはなぜでしょう。
「親が簡単に、不登校を許してしまうから」「いじめが多いから」……でしょうか?
もっともらしい答えですが、どれも違います。