2015年の罪穢れをしっかりと祓って、新しい年を迎えよう!

さて、いよいよ新しい2016年がやってきます。大掃除でお部屋を一掃された方もいらっしゃると思いますが、大事なのは「自分自身の浄化」です。昔から言い伝えられている『罪穢れのお浄め』をご紹介しましょう。
2015年の罪穢れをしっかりと祓って、新しい年を迎えよう!

【1年間の罪穢れを祓う】

2015年も残りわずかとなってきました。今年はどんな年だったでしょうか?
「いい年だったという方、いつも通りだったという方、厳しい年だったという方」もいるでしょう。
どんな年だったかには、違いがあるものの、1年間生活をしてくると、「知らず知らずのうちに、身体には罪穢れが付着してしまいます」。
穢れはともかく、「罪は犯していない」という方もいるかもしれませんが、法律上の罪ではなくても、ちょっとした嘘や、裏切り、怠惰、場合によっては動物の殺生など、知らず知らずのうちに犯している罪は多かれ少なかれ存在しています。
そのような、罪穢れを祓うための儀式が12月31日、大晦日に行われます。

 

【宮中儀式として行われてきた重要な祓い】

大晦日といえば、煩悩を祓うという「除夜の鐘」がポピュラーですが、平安時代から人々の「罪穢れを浄める日」でした。
元々は宮中儀式として行われていましたが、庶民も神社などで行うようになり、現在では、どちらかというと、「6月30日」に行われる「夏越しの祓え」の方が有名になっている感じもありますが、12月31日に行われる「年越しの祓え」は、まさに「1年の総決算となる浄化の儀式」ですので、こちらも大切にしたいものです。

この2つの祓えは「大祓」と呼ばれ、どちらでも「大祓詞」が読み上げられます。
この祝詞には、日本神話のなりたち、そして具体的な罪穢れ、最後にその罪がどのようにして祓われていくのかが列挙されています。
通常の祝詞が、神様にたいして奏上するものであるのに比べて、ちょっと内容が特殊なのは、集まった人々にこの祝詞を読み聞かせることで、「自分が負った罪を意識し、それが浄められていく過程を実感させる」ためのものだったためです。
ある意味では、「法律的な祝詞」といえるかもしれません。
それだけに、大祓詞で列挙される罪は、古代のものとなっており、現代ではリアルに捕まるような罪、そして意味合いがわかりにくいものが多くなっているために、これらの罪を「天津罪」「国津罪」にまとめて、より簡略化された現代風の大祓詞を奏上することが多くなっています。

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【穢れを肩代わりしてくれる形代】

昔は、宮中儀式ということもあり、貴族たちが全て集まって祝詞を聞いて、さらに祓いを受けていたわけですが、大晦日という忙しい時期、さらに初詣もあるというタイミングで、なかなか神社まで出かけるのは大変ということもあり、現代では「形代(かたしろ)」もしくは「人形(ひとかた)」と呼ばれる「祭具を用いるのが一般的」です。
こちらは名前の通り、和紙を人の形に切り抜いたものであり、年越しの祓えを行っている神社では、今頃の季節になると、授与してくれています。

形代を手に入れたならば、そこに「名前と年齢を書いて」から「息を3回吹きかけます」。そうすることで、形代があなたの分身となり、これを祓うことで、自動的に「罪穢れが祓われる」というわけです。
身体のどこか具合が悪いところがある場合は、そこを「形代で撫でる」ことで、その邪気もうつるとされていますので、とにかく、「息を吹きかけて自分の分身としてから、気になるところを撫でる」と覚えておくといいでしょう。

この形代をもって、直接年越しの大祓に参加するというのもありですが、忙しいという方が多い現代ですので、多くの神社で前もって「郵送にて形代を受け付ける」というサービスを行っています。こうしておけば、自分が参拝しなくても、しっかりと祓いを受けることができます。

 

【自分で罪穢れを祓う方法】

近くに神社がない、また忙しくて神社にいっている暇もない、でも罪穢れは浄めたいという場合は、「自分自身で浄化の儀式を行う」という方法もありです。

<形代の作り方>
まずは紙を用意します。
和紙がベストですが、別にコピー用紙でもかまいません。
あまり大きくない程度に、人形に切り抜きます。
そうしたら、「名前と年齢」をかいて、息を3回吹きかけます。
具合の悪いところを撫でるのもOK。そうしたら、その「形代を燃やします」。
灰皿や陶器の器などに入れて、しっかりと燃やしてしまいましょう。

炎の浄化の力は強いので、それでしっかりと罪穢れが浄化されます。
灰になるまで燃やしたら、下水道に流します。本来の形代は、「祓いの後に海や川に流していました」。また、大祓詞でも罪穢れは海原へと運ばれるものですので、下水道に流すことで、近い状況を作り出すことができるのです。

注意点としては、あまり「大きな形代を作ってしまうと、燃やしたときに炎が上がりすぎて危険」ということ、当然ながら火を扱うので、周りに燃え移るものがない場所で、念の為に消火できるだけの水も用意してから行って下さい。
また、水に流す前にはしっかりと「灰になるまで燃やして下さい」。燃え残りがあると下水道が詰まったりする可能性があるので、このあたりも注意が必要です。

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神社にお願いするのに比べると、ちょっと手間がかかってしまいますが、自分の手でしっかりと、自らの罪穢れに決着をつけることができますので、興味のある方はこちらも試してみて下さい。
「新しい年は、罪穢れを浄めて、心機一転浄められた自分になって迎えましょう!」

Purify myself at the end of the year.
How to purify yourself.

 

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