山羊座〈切り替えと事始め・太陽が山羊座に運行中にすると良い事〉

現在、12年に1度星座をめぐる木星は天秤座を運行中です。 天秤座の皆さんには幸運が訪れると占いの雑誌などで目にされるのではないでしょうか。

*新年、新しい気持ちでスタートを切る。

しかし、私たちの日常にはいくつもの切り替えのタイミングが存在します。
年の初めにスタートさせるのも良し、形を変える月を意識して新月にスタートさせるも良しと。

私たちは日々成長し進化し続けています。

そして毎年私たちはあたりまえですが、太陽が山羊座を通過している時に新年を迎えます。
日本ではクリスマスより重要な事始め。
初詣で、氏神さまにお参りをすることも大事な事。
伝統のおせち料理、お屠蘇、鏡餅、七草粥などいろいろな日本古来の伝統があります。

今は便利になって、三ヶ日にお店がお休みという事はなくなりましたが、一昔前のお正月の外は大みそかを過ぎるとひっそりとし、空気は凛とし、道にはすがすがしい空気が流れていたものです。
そういった伝統が薄れはしたものの、やはり残るモノは残り、伝統が継承されていることを感じます。
よって山羊座のシーズンは伝統を意識したキーワードが多いのかもしれません。

 

*お屠蘇や七草粥からみる日本の薬草文化

私達日本人に古くから伝わる〈お屠蘇〉の習慣。
今年一年、万病の予防という事も加味し健康をキープする免疫力UPの薬草酒です。
この習慣は世界各地でも見られ、ヨーロッパではグリューワインと言ってクリスマスシーズンになるとハーブやスパイスを入れたワインが登場します。そう、もともと、ビールやウィスキー、ワインは血行促進のためのお薬として生まれました。
その習慣が日本でもあり、特にお屠蘇はお正月の厄除けも意味もあるという事で受け継がれています。
内容的には免疫力増進の漢方薬材で構成されています。

今は便利になって冷蔵庫はじめ食品の保存も楽になりましたが、かつては自然との闘いが生活のベース。
保存が効くようにいろいろ試行錯誤されていたようで、乾物にしたり、塩や砂糖などで味つけを濃くしたものなどがありました。

お節料理もその一つ、陰陽五行説にもなぞられた料理の数々で黒豆などはちょうど冬の時期には最適な食べ物。
年明けの祝いの席に用意されて楽しむものでしたが、しかし本質的にお節料理は味付けが濃いので数回食べると飽きてしまわれる方が多いのではないでしょうか。

そのなかで七日経った頃には〈七草粥〉というあっさりとした、当時から身近にあった野菜を加味した粥を食べる習慣は見事というほかありません。
ナズナ・スズシロ・セリ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザ・スズナなど胃腸を調整してくれる働きを持つ薬草です。

今は環境などの諸症状もあり自分で採集し作られる方は少なくなったと思いますが、簡単なセットも販売されているので、そういったモノを利用して、いにしえの先人の知恵に触れるのも良いかもしれません。

 

*2017年の星の動きを意識して、自分の運気に取り入れる。

現在、12年に1度星座をめぐる木星は天秤座を運行中です。
天秤座の皆さんには幸運が訪れると占いの雑誌などで目にされるのではないでしょうか。

それはどういう事なのでしょう? 一般的には多くのチャンスが訪れるという事。
でもそのラッキーに気が付かないと通り過ぎてしまう事もあるのです。
ご用心。

2017年は、10月10日に〈幸運の星と言われる木星〉が天秤座から蠍座に移行します。
〈気づきの星の土星〉は年内射手座を運行しているのですが、10月の木星移動ですこし世の中のモードが変わるかもしれません。
今は射手座の土星が多くのメッセージを投げかけているとも言われます。

そして、数年前から山羊座を運行中の冥王星が大きな力を放っています。
冥王星の意味するモノは、隠れていたものに光を当てる、不正なモノをあぶりだすという大きなパワーを持ちます。
現実にここ数年、そういった社会現象を多く目にされているのではないでしょうか。
人としてきちんとした姿勢で生きていないとバッシングもされてしまします。

まずは人としてきちんと生きるという事。
それは自らに規制をかける事ではありません。
人として内面を成熟させること。

今、射手座の土星は現在の自分よりもう少し上を目指しませんかという事も提案しています。
目指すものや事は人それぞれ。
またその基準は人によって勿論ちがうでしょう。

自分のスケールで良いのです。
人と比べるものではないのですから。

自分なりに人としての成熟をベースに、周りとの調和も意識しつつ、今の自分より変化させてみる。
その辺りを意識して2017年をスタートさせてみませんか?

一年後の今、きっと何かが変わっているはずです。

 

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