人間の素晴らしい力“思いこみ” ～望むライフスタイルに近づくためのヒント～

2016.07.14

素直に信じきる力、「思いこみ力」をもっともっと磨いていくことによって、思い描いたことがすんなりと叶ったり、実現が早まっていくのかもしれませんね。

ホリスティックセラピストの笹本佳代です。
私がこれまでお話を聞いたりカウンセリングの際など、いろいろな方をみてきて思うこと。
上手くいっている人には「思いこみ方」の優れている人が多いということ。

言いかえれば自分にとっていいように、心地良いように解釈することが得意、といった方が多いことに気づきました。

今回はそんな「思いこみ力」、マインドについてのお話。
都合よく「思いこむ」ことによって、日々の生活、望むライフスタイルを実現していくことも可能なのでは？

プラシーボ効果を上手く利用する

「プラシーボ効果」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
薬効成分を含まないプラセボ（偽薬）を薬だと偽って投与された場合、患者の病状が回復に向かってしまうような治療効果のことをさし、「偽薬効果」とも言われています。
そもそもプラシーボ効果の「プラシーボ(偽薬)」という言葉の語源は、「喜ばせる」というラテン語とのこと。
医者が例えウソをついてでも患者を喜ばせたい、といった気持ちの表れなのでしょうか。

処方された薬には、その症状に効く成分が入っていなくても、患者の思いこみで効いてしまうというプラシーボ効果。
薬に限った話ではなく、化粧品なんかにも言えること。
パッケージの見映えだったり、普段買わないような高級美溶液というだけで「なんだかよさそう」「キレイになりそう」と思えたり。
実際の中身はそこまで期待できないようなものであっても、そう思いこむことで本当に肌がキレイになったり、といったことが起きているのは事実。
これもまたプラシーボ効果のひとつとも言えます。

願いを叶えるために重要なこと

こうしたことは薬や化粧品といったモノだけではなく、あらゆることに応用できるはず。
思い描いたことを実現したい……。
そのためには強く信じて疑わない素直な心、「思いこみ力」が重要になってくるのでは？
疑い深い人は、そうは言っても……といった考えを少し意識して変えていくのもいいのかもしれません。
目指すもの、目標があるのなら、そうなったときの自分になった気でいる。自分で自分のことを本気で、都合のいいようにだましてみる。ここでも強く「思いこむ」。
意識することで、自分の細胞がそのように働いてくれる気がします。