イギリスでナローボート暮らし。夫と運河で新婚生活Part.30

イギリスでナローボートを購入して、運河でイタリア人の夫と暮らしています。

Part.29の続きです。
前回は、日本の家よりもヨーロッパの家は、天井が高い印象がありますとお伝えしました。

今回はカーペットについてお伝えします。

 

イギリス人はカーペットがお好き?

イギリスでは住宅にカーペットが普及しています。
階段、居間、寝室と床にはカーペットがセットになっています。
な、なんと!
わたし達が購入したナローボートもカーペットが敷き詰められていました。

わたしは階段のカーペットが好きみたいで、お家ならばカーペットも良いなと思います。

 

ナローボートにもカーペット⁉︎ さすがイギリス!

しかし、ナローボートにカーペットはちょっと大変でした。

綺麗なカーペットなら良かったのですが、前のオーナーさんが土足で利用していてカーペットが汚かったからです。

〝ボートにまで絨毯〟という発想はイギリスらしいので面白いですが、汚いカーペットは苦痛でしかありませんでした。

カーペットの難点は何かこぼしたらフローリングのように拭けないことです。

わたしはそのカーペットがすごく気に入らなくて夫に汚いカーペットが嫌なことを毎日のように伝えました。

もちろん、夫もカーペットを変える計画にはしてくれていましたが、他のDIY作業もありすぐにカーペットに取り掛かることができませんでした。
最初の頃は夫と新しいカーペットを購入する計画をしていました。

実際にカーペットが売られているお店に行き、どんな色のカーペットが良いか見た日もあります。

わたしは日本人で、夫はイタリア人。
イギリス人の夫ならばカーペット愛があるのかもしれませんが、結局フローリングにしました。笑

 

ナローボートのカーペット、掃除ができない‼︎

お家ならば掃除機でカーペット掃除ができますが、わたし達のナローボート生活では電力の関係もあり掃除機は使っていません。

ちりとりとハンドブラシでお掃除をしています。

特に、カーペットに髪の毛が落ちると掃除が大変で嫌でした。

カーペットの汚れもハンドブラシで少しは綺麗にはなりますが、やはりカーペットで土足暮らしは個人的に心地よくありませんでした。

 

日本人としてはナローボートでも靴を脱ぎたい!

わたしとしては、日本人魂なのかやはり基本的にナローボートでも靴をどこかで脱いで靴を履かないでボートで寛ぎたいと思いました。

ヨーロッパでは靴を脱ぐ習慣がないと思っていたので、イタリア人の夫と一緒に暮らし始めてすぐにそのことについて聞いたことがあります。

僕のイタリアの実家は履き替えるよ、と教えてくれました。

実際に、夫のイタリアの実家に訪れた時に靴を脱いでスリッパに履き替えました。

土足のままの靴ではないので、すごく良かったです。

日本の実家でも靴を脱いでスリッパに履き替えていたので同じだ! と一安心しました。

外出していた靴のまま生活する訳ではないのだな、と思いました。

ちなみにロンドンのシェアハウスの時は自分で靴より履き心地がよいスリッパに履き替えて暮らしていました。

DIY後のナローボートの新ルールとして、フローリングのエリアは靴を脱ごう!ということにしました。
(まだ一部だけフローリングですが、今後他のカーペットの部分もフローリングにしてボートに入ったらすぐに靴を脱ぐようにする予定です)

カーペットを捨ててフローリングになってからはかなり快適になりました。

何よりフローリングならば汚れたら拭けば良いし掃除も楽になりました。

今思うと、ボートにもカーペットが敷かれていたなんてイギリスらしいですね。

いかがでしたか?
今回はナローボートのカーペットについてお伝えしました。

次回もお楽しみに!

イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
ブログにナローボート情報を更新しています。

ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。

ブログが新しくなりました!

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
http://london-mei.com/

 

《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》

 

(トップ画像/ナローボートでDIY作業。夫と一緒にフローリングにしている様子〈2017年8月27日撮影〉Part.25にDIYをする前のカーペットの写真を公開しています。)