感情美人への道Vol.17 ~「自分の心」に「他人の物差し」を入れすぎない〜

他人を羨む前に、闘わねばならない相手は【自分】。どんなに相手が成功しても、幸せを手に入れても自分自身の力は何も変わっていないのだから……。

Don’t let anyone evaluate yourself too much
You can evaluate yourself

「どれだけ幸せか」「どれだけ成功しているか」というあなたの「評価」は自分で決められるものと他人が決めるものがあります。
社会人である限りその両方が必要ですが「人に良く思われたいな〜」とか「自分のイメージを毀損したくない」という思いが強い方は、どうしても「他人の評価」を過大評価しがちになります。

人から「あなたはすごい」と誉められれば「自分はすごい人」と思えるし、「あなたって使えないね」とけなされれば「自分って何てダメな人間なんだろう」と感じてしまいます。

自分の心に、他人の物差しを入れすぎない

タイトルの自分の心に、他人の物差しを入れすぎないことという言葉は、先日行ったジェラシーマネジメントの講演会で、受講されていた方がアンケートで書いて下さった「気づき」でした。
これは本当に大事な気づきです。

特に「幸せ」や「成功」といった概念が抽象的なものほど、比べるのではなく自分自身の中に見出して」行く作業がとても大事になります。
ここに他人の物差しを入れすぎると、自分が苦しくなってしまうのです。

他人の成功は自分の足を引っ張る物ではありませんし、他人の幸せは自分の幸せを奪いません。

妬みやすい人というのは自分と他人の線引きが上手にできないタイプ。

自分の存在意義が0になりがちなんです。
ここで冷静に問いかけてみて下さい。
他人から何と言われようと、他人がどんなに成功して幸せになろうと、あなた自身の力は何一つ変化していないのです。

私たちが本当に闘わなければならないもの・向き合わなければならないものは、自分自身なんですよね。
世間(相手)の評価と自己評価のバランスを、ぜひ上手に取れるようになって下さい。

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