仕事心理学〜職場のストレス解消法

人生において、成長するためにストレスは不可欠です。ストレスというステップを一つ一つクリアしていくことで、貴方は成長していくことでしょう。
仕事心理学〜職場のストレス解消法

こんにちは! 心理士の村田です。心理士ですからストレス解消法は得意分野です。
一口にストレスと言っても、イライラする、緊張したり不安になったりする、ネガティブになる、自己嫌悪、集中力がなくなる、過食する、頭痛、腹痛などさまざまな症状があります。
仕事のストレスで悩む方も数多くいらっしゃいます。そこで、職場のストレス解消法について検討していきましょう。

 

自分のストレスの原因を知る

ストレスの原因をストレッサーといい、ストレッサーによってストレスの症状が出ることになります。ストレッサーが何なのかを自覚していない人は、ストレッサーの正体を知ることから始めましょう。病気で言えば、熱が出た時に普通の風邪かインフルエンザかその他の病気かを知ることです。病気によって治療法は異なります。
ストレッサーを知る方法は簡単です。ストレス症状が出てきた時の状況・自分の思考を記録します。何回か記録を続けているうちにストレッサーの正体とその時の状況・自分の思考が浮かび上がってきます。この方法を心理カウンセリングでは認知療法といい、これを行うだけで症状が改善することがあります。

 

神経伝達物質の不足

ストレスに神経伝達物質(脳内ホルモン)が関与していることがわかっています。ストレスの症状は、主に、ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減少している可能性があります。従って、セロトニンを分泌させれば症状は改善されます。セロトニンの分泌を促進させるためにどうしたらよいかは、こちら(この時期、季節性メランコリーにご注意)をご覧ください。

特に、「朝の有酸素運動」効果的です。朝のジョギングをすると、朝日を浴びて爽やかです。走り初めは辛いのですが、すぐに楽になります。脳内モルヒネと言われるベータ・エンドルフィンの効果です。しばらく、走っているとやる気がみなぎってきます。快楽ホルモンと呼ばれるドーパミンの効果です。そして、30分弱走っていると満足感でいっぱいになります。セロトニンが分泌されてきたのです。精神科医もオススメの方法です。

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ストレス発散法を身に付ける

ストレス発散法として、カラオケや趣味などを上げる場合があります。心理学では、このストレス発散法をストレスコーピングと呼んでいます。ストレッサーに対する継続的なネガティブ思考が、ストレス症状を引き起こしてしまいます。カラオケや趣味などのストレスコーピングで、ネガティブ思考を忘れるという効果を狙ったものです。
そして、ストレスコーピングをたくさん持つことで、様々なストレスに対応できるのです。
ストレスコーピングの具体例については、こちら(心的パワーと神経パワーによるストレス解消法11例)をご覧ください。

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ストレス症状と友達になる

ストレス症状と友達になるというのはオーバーですが、ストレス症状が出たときに冷静に対応することで、ストレスを克服することができるようになります。相手の正体が分からなければ不安ですが、正体を知っていれば心の準備ができます。お化け屋敷で、次に何が出てくるかを知らなければ恐ろしくなりますが、知っていれば恐ろしさもなくなります。「やあ、出てきたか」と心の余裕ができるのです。症状が出てきたら「やあ、出てきたか」と言ってみてください。また、ストレス症状に名前を付けるとよいという人もいますが、同じ効果を狙ったものです……。

 

ネガティブな思考を停止させる方法

「職場の人に嫌われているのではないか」「また失敗するに違いない」などのネガティブ思考が原因で、ストレス症状が起こることがあります。私も、このようなネガティブ思考が頭の中をグルグル駆け巡ることがあります。そのような時に、私がしているのは「ストップ」という一言です。この方法は、是非試してみてください。どんなに強く頭の中を駆け巡っているネガティブ思考もほとんど消えます。ネガティブ思考が起こってきたら「ストップ」と行ってみてください。この練習をほんの数回するだけで、身につけることができるテクニックです。ストップ法に関する詳しい情報はこちら(超簡単、ネガティブ思考・パニックにストップ法)をご覧ください。

 

パニックになった時の対処法

ネガティブ思考が頭の中をグルグル駆け巡るとパニックになってしまうことがあります。頭で理解していても、パニックになると頭が真っ白になり、感情に流されてしまい、イライラしたり怒りっぽくなったりします。そんな時に効果があるのが「輪ゴム法」です。
使用法は簡単。手首に巻いた輪ゴムを「パチン」と弾くだけです。この痛みで、理性が蘇ってくるのです。この例では、輪ゴムですが頬を叩くことや頭をコツンとすることでもOK。自分自身の方法を見つけましょう。

人生において、成長するためにストレスは不可欠です。ストレスというステップを一つ一つクリアしていくことで、貴方は成長していくことでしょう。このように考えれば、ストレスに立ち向かっていく勇気が湧いてきます。ぜひ、ストレスを正面から見つめてみてください。

 

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