相手を傷つけずに告白を断る方法

具体的には、一旦相手を受け入れて、その後に付き合うことはできないというように伝えることです。
相手を傷つけずに告白を断る方法

自分の好きな人からは告白されないのに、好きではない人から告白されてしまうことがあります。
同じ部活の仲間や職場の同僚や先輩だと、つれなく断ることもできません。
「ゴメン! 付き合えない」このような断り方は最悪。今後に、しこりを残してしまいます。

さて、このような悩みをお持ちの方に、心理学を用いて、相手を傷つけずに告白を断る方法を考えてみましょう。

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告白を断られるとなぜ傷ついてしまうのか

告白とは、「自分を人間として、評価して欲しい。認めて欲しい」という意志の表明です。
ですから、告白を断られるというのは、「評価しない、認めない」というように受け取ります。
特に現代人はプライドが高いので、断られるとショックは大きくなります。

また、人間には、損失回避性という心理があります。
ある計測結果では、忘れていた100円が出てくる嬉しさより、100円を失ってしまったほうが2.25倍以上ショックだという結果が出ました。
告白も同じで、受け入れられた喜びより、断られた方が2倍以上ショックになるのです。
ですから、断られるのが怖いのです。
このように怖いことですから、告白を断られると大いに傷ついてしまうのです。

 

相手を傷つけないようにするには

傷つくことを恐れながら相手は告白してきます。
また、相手もプライドがあることを理解してあげて、対応してあげることです。
具体的には、一旦相手を受け入れて、その後に付き合うことはできないというように伝えることです。
この方法をイエスバットといいます。

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イエスバット

お客様の断りに対する話し方です。
お客の言葉をすぐに否定すると、断られたことに対する不満となってしまいます。プライドを傷つけるということで、お客様の怒りを買うことにもなってしまいます。
そのような時に、「そうですね。でも……(イエスバット)」と切り返すことで、お客様の怒りを買うことなく、自分の主張を伝えることができます。

例えば、禁煙の説得をする場合、
「タバコを吸っている人でも長生きの人もいる」という人に、「タバコは平均寿命を縮めます。禁煙をお考え下さい」と言ったとします。言われた方は「余計なお世話だ」ということになりかねません。

ここで、イエスバットを使ってみますと、
「タバコを吸っている人でも長生きの人もいる」という人に、「そうですね、でも、タバコは平均寿命を縮めます。禁煙をお考え下さい」とした方が、ワンクッションあって、ソフトになります。

このように、告白の断り方もイエスバット法は、相手を傷つけない方法として有効です。
例えば、貴方に好きな人がいない場合は、相手を恋愛の対象と見る可能性がありますので、「貴方がそう言ってくれるのはとても嬉しいことで、貴方はとても魅力的な人だと思います。
でも私の心の準備が整っていないので回答できません」「もう少し、お互いの事を知った上で考えていきましょう」と、含みを残します。

貴方に好きな人がいる場合は、「貴方がそう言ってくれるのはとても嬉しいことで、貴方はとても魅力的な人だと思いますが、私にも気にかけている人が居るので、すぐに貴方の申し出を受けることはできません」と断ります。こうすれば、相手のプライドも存在価値を否定せずに断ることができます。執着するひとは「それは誰?」と聞いてくることもあると思いますが、「心に秘めた人です」とこたえておけば良いでしょう。

 

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