男と女のスピリチュアル〜なぜ男は二股をかけるのか

一夫多妻の特徴を持つ動物のグループと一夫一妻の特徴を持つ動物のグループを比較すると、ヒトの配偶システムは一夫一妻に近いということがわかっています。

 

こんにちは! 心理士の村田です。

最近、ゲスの極み乙女のボーカル川谷氏、お笑いの狩野英孝、宮崎衆議院議員、メッセンジャーの黒田有の二股・不倫疑惑が報道されています。

なぜ、男は二股・三股を掛けることができるのでしょうか。
また、女はそれに乗ってしまうのでしょうか?
そこには、男と女のDNA・つまりスピリチュアルが深く影響することがわかっています。

今回は、男性に絞ってこのスピリチュアルを深堀していきましょう。

このレポートは、なぜ浮気や不倫をしてしまうのかについての科学的理論を紹介するものであって、浮気や不倫を奨励したり支援するものでもありません。
また、全ての男性が同じということではありません。

 

二股・不倫の現実

相模ゴム工業株式会社が「ニッポンのセックス」という調査結果を発表しました。

これを見ると、日本の浮気率は男26.9%・女16.3%です。

つまり、現在浮気中の人が男性では26.9%もいるということです。
これが、浮気経験となると、この数値は跳ね上がることでしょう。
この浮気がバレた場合の償いは大変です。
それは、ゲスの極み乙女ではありませんが、「両成敗」です。
このことは浮気をしている本人たちもご存知のはずです。
しかし、人間たちはそのリスクを押してまで浮気に走るのでしょうか?

 

動物の生殖戦略「人間に引き継がれる遺伝子」

動物は本能として、子孫を残す行動をします。
これを生殖戦略と言いますが、動物のオスは自分の子孫をできるだけ多く獲得するように行動します。
つまり、できるだけ多くの子供を持とうとするため、メスとの交尾の回数を上げることになります。
それも一匹のメスと交尾するより、多くのメスと交尾することのほうが効率的です。

セイウチやゴリラなどのハーレムがその例で、一匹のオスが多くのメスを従えます。
人間の繁殖行動もこれらの動物の遺伝子を引き継いでいると考えられます。
つまり、できるだけ多くの女性を求め、配偶者外交渉(浮気)をする傾向があるということです。

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人間の繁殖行動「男性は多くの女性を愛することができる」

人類学者のマードックが世界849の様々な文化の配偶システムをまとめました。
その結果、83%が一夫多妻(二股、三股……)で、一夫一妻は16%、一妻多夫は1%であったといいます。
つまり、「人間の配偶システムは一夫多妻」ということになります。

日本でも、かつては大名など正室と側室という制度がありました。
つまり、男性は、多くの女性を愛することができるということになります。

一方、一夫多妻の特徴を持つ動物のグループと一夫一妻の特徴を持つ動物のグループを比較すると、ヒトの配偶システムは一夫一妻に近いということがわかっています。
つまり、ヒトは一夫一妻から一夫多妻に変化してきたと言えるのかもしれません。
この理由は、農耕により富裕と貧困という富の偏りが生まれた結果だと説明する研究者がいます。

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結論 男は浮気者である

以上のとおり、男性は浮気者ということができるようです。
これで、男性が二股をかける理由がお分かりになったと思います。
ご主人や彼を信用することは必要ですが、こういう傾向が有ることを覚えておく必要があるようです。
ご主人や彼として信用しても、男性としては信用してはいけないということになると思います。

 

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