自信がなくなってしまった人へ、幸福の心理学&脳内ホルモン

ハッピーホルモンと言われるセロトニンという脳内物質があります。 このホルモンが分泌されると、幸福感や満足感、達成感、満腹感が得られます。

 

ハッピーホルモン・セロトニン

ハッピーホルモンと言われるセロトニンという脳内物質があります。
このホルモンが分泌されると、幸福感や満足感、達成感、満腹感が得られます。

例えば、トレッキングをして、山の頂上に達した時に、幸福感、満足感、達成感が得られますが、これらの感覚の源がセロトニンです。

逆に、このホルモンが不足すると、

□ ひどい場合には、うつ病を発症したりします
□ イライラしたり、不安を感じたりします
□ 睡眠不足になることがあります
□ 気分が落ち込んだりします
□ 満腹感が得られなくなります

つまり、幸福感が得られなくなってしまいます。

 

セロトニンを分泌させるには

ハッピーホルモン・セロトニンを分泌させるための方法をいくつかご紹介します。

 

日光を浴びよう

日光の強い光にはセロトニンを分泌させる効果があります。ですから、通勤や通学の時(特に朝)、極力日光に当たるようにしてください。

ウォーキングなどの有酸素運動をしよう

・30分程度続けること
セロトニンの分泌は運動を始めて30分程度でピークに達します。
・集中すること
せっかくリズム運動していても、「ながら運動」ではダメ。
ながらスマホはやめましょう。

私の場合、朝のジョギングを一時間ほどしていますが、セロトニンの分泌を感じながら走っています。良いアイデアも浮かんでくるという効果も実感しています。

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よく噛もう

よく噛むことでもセロトニンを分泌させます。
リズム運動と同様にセロトニンは30分以上噛み続けると分泌されますので、一口30回噛むことと、30分以上かけて食事をすることがお勧めです。
ガムを噛むことでもセロトニンは分泌されます。

 

セロトニンを増やす食品を食べよう

セロトニンを増やすためには、アミノ酸のトリプトファン、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンが必要です。これらを含む食品は次のとおりです。

・トリプトファン
牛乳・チーズ・ヨーグルト、豆腐・納豆・醤油・味噌、カツオ・マグロ、
アーモンド・ピーナッツ、卵など
・ビタミンB6
レバー、にんにくなど
・マグネシウム
大豆、魚介類、海藻類など
・ナイアシン
きのこ類、緑黄色野菜

 

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