喜びが愛を呼ぶ心理、喜びと愛の関係

喜びが愛を呼ぶ心理、喜びと愛の関係

2015.11.16

人間は、欲求を満足させてくれると喜び、その相手に好意を抱きます。そして、欲求を満足させてくれたお返しに契約するという心理です。このテクニックを恋愛に応用することができます。

好意の返報性

人は他人から何らかの施しを受けると、お返しをしなければならないという意識を抱きます。こうした心理を「好意の返報性」といいます。
相手に奉仕すればするほど、この心理は強くなります。
好意を得たいという相手がいる場合、自分が好意を持っていることを相手にわかるような言動を示すことが有効です。
「ここまでしてもらって申し訳ない」というように考えさせるようになればあなたの勝ちです。

互恵性

筆者が重要視しているのが互恵性です。世の中は、人々の相互協力状態で成り立っています。これを互恵性（ギブ・アンド・テイク）といい、全世界のほとんどの文化において一般的な行動原理となっています。「情けはひとのためならず」といいますが、相手のための行動は自分に返ってきます。好意の返報性に通じるセオリーです。

ハード・トゥ・ゲット・テクニック

ハード・トゥ・ゲット・テクニックとは、本来「あなただけは特別」と伝えて相手を良い気分にさせて商談をクロージングするテクニックです。この裏にある心理としては、プライドを満足させる効果であったり、好意の返報性であったりします。人間は、欲求を満足させてくれると喜び、その相手に好意を抱きます。そして、欲求を満足させてくれたお返しに契約するという心理です。このテクニックを恋愛に応用することができます。
例えば、合コンで、気になる人に食べ物を取り分けてあげるとか、笑顔や視線を送るということ。「あなただけは特別」という言動が彼(女)の心をゲットすることでしょう。