『幸せになるタイプとならないタイプ。分かれ道は?』~お話について~

「口は災いの元」と昔からよく言われますよね。普段から緊張感をもち、自分自身の舌という器官を上手に使えば、お互いを高めあえる為の、素晴らしいお話しを奏でることができます。

こんにちは、鑑定師の真理です。

夏休みに入り、バタバタ過ごす事になってしまった方もいらっしゃるかと存じます。
お出掛けもあるでしょう。夏休みしか会えない方達との交流もあるでしょう。
そんな時にお気をつけ頂きたいのが、「です。

舌は、小さな器官ですが、とても大きな影響があります。

思い出して下さい。

お話によって、嬉しくなったり、悲しくなったり、場合によっては、嫌いになった事もあるのではないでしょうか?
そんな小さな器官、「舌」について少しだけ考えてみたいと思います。

さぁ、一緒に真理ワールドへ。

楽しめる口の場合

人間同士の交流は、とても楽しいものです。
特に普段あまりお逢い出来ない方達とのお話は、嬉しいものですね。
そして、お話が楽しくなるのは、お互いに相手を思いやる気持ちがあるからではないでしょうか。
自分の事ばかりではなく、お相手を思いやる気持ちがあるから、お話も盛り上がるというものです。

聖書には、こんな事も書いてあります。

[聞くには早く、語るには遅く、怒るには遅くあれ]と、書いてあります。
私達は二つの耳に対して一つの口を持っています。
ですから、聞くには早くなければ、相手のお話からなにかを学んだり、悟ることは出来ないのではないでしょうか?
お話をするにしても何かを学ぶ姿勢はとても大切です。
その気持ちがあれば、相手に対して尊敬と謙虚さをもってお互いに高めあえる良い会話が、出来るというものです。

そして、無意味な愚痴などは避けます。
マイナスの話は、お互いに疲れます。
愚痴や噂話は、聞く相手の気持ちを考えたら出来ない行為です。
何かマイナスな話をするにしても、お互いを高めあえる為の相談や疑問ならいいのですが、自分が、スッキリしたいためだけのマイナス話は避けたいものですね。
普段から緊張感をもち、自分自身の舌という器官を上手に使うと、お互いを高めあえる為の、素晴らしいお話になると思います。

是非、口を綺麗な言葉で自分を制して、周りの方からも、美しい言葉をいただける様に気を付けてみて下さいませ。
きっともっと美しい言葉が、自分からも相手からも出てくる事になっていくはずです。

楽しめない口の場合

[自分は正しいから……]この気持ちの制し方は、以前も書いたのですが、自分の正しさを主張すると、阿修羅になってしまいます。

もともとは、神の世界に居た阿修羅も私は正しい!と、主張した為に魔類になってしまったのです。
相手が間違えていると思ったなら、私達は自分の舌や態度で、気付きを与えるより他はないのです。
解らない人は解らないのです。焦ってはいけません。
私達は互いに高めあう為にいるのです。
今は駄目でも、いつか気付いてくれれば良いのです。
その気付きになって行ける様に、私達は話をしなければいけません。
自分を主張する事は、いけないとは言いませんが、相手から尊重される自分であるか?だと思います。

自分の満足感だけの為に話さない事。
話を聞くより、多くを為らない様に気を付けてみて下さい。
自分と、相手共に、気付きを得られる会話を心がけましょう。

おしゃべり屋さんには、いくら話しても行動が伴わなければ、重みある一言など決して言えない事を、私達が生き方を通して伝えていきましょう。
愚痴や妬み、噂話などで、貴重な時間を無駄遣いしない事です。

舌は小さな器官ですが、とても大きな悪を産みます

しかし素晴らしい会話も、同じ舌がするのです

同じ口から謙遜と悪口とが、一緒に出てくる事があってはいけません。
それは二心です。
常に憐れみと謙遜が、自分の口から出てくる様にしましょう。
それは自分の為でもあれば、周りの方の為にもなります。
益のある会話を心がけましょう。

皆様が、これからの夏休みを楽しめます様に。

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