断愛のすすめ~私は愛されている〈パス・オブ・ザ・ソウルオラクルオラクルカードVol.16〉

節分も終わり、いよいよ2018年度が始動し始めました。 だんだんと春に向かって季節が動き始めていますね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
音楽家カードヒーラーMocoです。
今日も訪問いただき、心から感謝いたします。
今回から、新しいカードデッキが仲間入りします。

後ほどリーディングしてみたいと思います。
どうぞお楽しみに!

 

「断愛」のすすめ

今回のテーマはズバリ「断愛」です。

「断愛」とは、字のごとく「愛を断つ」という意味ですが、「余計な愛を断つ」という具合に考えてください。

意外に思うかもしれませんが、私たちはご自身が思っている以上に愛情を与えられています。
ヒトって、自分を知るためには、自分以外のものに映し出したものから理解しています。
まして形のないものを知ろうとした時、それを知るための壮大なプロジェクトが発動されます。

なぜそこまでやる必要があるかといえば、単純に「理解出来ない」からです。
「貴方は、こんなにもたくさんの愛で溢れていますよ。」と言われても、頭では理解出来ても自分に落とし込める(実感する)ところまでなかなか行きません。
だから神さまは、体感出来るまで同じことを何度も繰り返し提示して来るのです。

 

「私は愛されている存在」

では何故、愛を素直に受け入れられないのでしょうか?

その背景にはネガティブ感情があって、根幹に「自分は、どうせ愛されない存在」という気持ちが潜んでいます(当然こればかりではありませんが)。
この気持ちを持ち続けている限り、自分の思い通りでない愛情は受け取ろうとしないでしょう。
どんなにたくさんの愛を提示されても、受け取り拒否です。
これではただ「拗ねている」だけに過ぎません。

「そんなこと言われても、私はひどい目にあって苦しんでいるのよ」と言われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
親とのしがらみや対人関係のしがらみがあって、誰しも心の中にはトラウマになっていることがあると思います。
その気持ちと常に葛藤していて、苦しくて辛くて「私はどうせ愛されない存在なんだ」と、ご自身を責めてしまっていることもあると思います。

そんな方も是非一度「私は沢山の愛を貰っています」と心の中で唱えてみてください。
許せない気持ちはちょっとだけ横において、何も考えず、何もジャッジせず、ただ「私はどうせ愛されているから大丈夫」と。

ヒトは自分自身が満たされていると、他人にも優しく出来ますし、自分自身にも優しくなれるということです。
それならば、「私はすでにたくさんの愛情を貰っているし、愛されているからこれ以上要りません」という前提で行動してみてはいかがでしょうか。
人に優しく出来ることは、良い波動を送ることにもなりますし、良い波動の人たちを自分の周りに引き寄せることも出来ます。

与えたものは、いつか返って来ます。
周りも幸せになり、自分も幸せになれます。

要らないものを断捨離したら、隙間にはステキなことがやって来ますよ、きっと。
ぜひ、断愛してみませんか。

 

ヨナコンプレックスを知る

とはいえ、ヒトは変化を嫌います。変化が怖くなり元に戻ろうとします。
それはなぜかといえば、大昔、原始時代の生きる知恵として、生活環境を変えないことが長生きする秘訣でした。
その名残が今でも残っています。その恐れのことを「ヨナコンプレックス」と言います。

でも「諸行無常」の世の中、常に変化し続けています。
生きていくのに変化は当たり前のことなのです。
しかし「ヨナコンプレックス」は、誰もが持っています。
変化に不安を感じたり、頑なに変化を拒む自分がいたりします。
そんな時こそ、そんな自分をジャッジせず、「私は大丈夫!」と言い聞かせてみるのです。