こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(10月第5週)

「大畜之頤」(大畜、頤へゆく)の卦から得られる指針をご紹介します。メインの運気を示す「大畜」は、物質的なものだけでなく、人徳や教養といった精神的なものまで含みます。「本当の豊かさ」とは、そういうものかも知れません。

本物は、きっと通用します

メインの「大畜」は、「豊かな蓄積と、その還元」を象徴します。内包されているサブの「頤」は、「時間をかけてゆっくりと栄養・教養を身につける」というイメージです。

したがって、「大畜、頤へゆく」の卦からは、以下のような指針が得られます。

一見すると無駄にも思える、周囲に対する、ゆとりある心遣い。
あるいは、正義を貫くような行動。時としてバカを見るような思いをさせられることもあります。

しかしその心遣いや行動は、あなたが時間をかけて身につけた、本物の「こころの栄養」・「教養」です。

私達は、どうしても周囲を気にして生きてしまいがちですが、「自分が正しいと思うならば、遠慮すべきではない」という時もあります。周囲の雑音を気にせず、真っ直ぐに前へと出る。そうすると、意外と周囲が理解を示してくれることも多いもの。「本物」をお持ちであるならば、自信を持つことも大切です。きっと通用するでしょう。
こんな視点はいかがでしょう?

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積み重ねは、気づかぬところで自分を支えてくれるかも。

個別の問題について、指針を提案いたします。参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。

●金運:時間をかけて貯めていくと、気づけば大きく積みあがる。そういう意識、大切です。
●仕事運:ちょっとしたヘルプが、周囲にとっては大きな意味を持つこともあります。ご自分の評価にも反映すること、ありますよね。
●就職・転職:ある程度長く仕事を続けることで、積み上げるようにして得られるスキルもあります。もう一度、しっかりご自分を見つめ直してみては?
●恋愛・結婚運:ゆとりある気持ちで、相手への心遣いを。長く付き合っている二人だからこそ。
●家庭:栄養・教養。それはまさに家庭から、ですよね。
●学問・芸術・趣味:練習してきたこと、好きで積み重ねてきたこと。それは時として、大きな蓄積です。気づかぬところで自分を支えてくれることがあります。

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こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(10月第4週)