こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(10月第4週)

。「頑張りすぎ、オーバーワーク」で「身体が、心が、すり減ってしまっている」こともあります。大切なのは、メリハリです。 時には考え方を変え、勇気を出して足を止める。思い切って、お休みを取る。そしてリフレッシュすれば、周囲の景色が見えてくる。進むべき道が明らかになる。そういうケースも、多いのです。
こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(10月第4週)

大衍筮法による易占、4096の卦から得られる、先哲の英知。
取り入れてみると、ちょっと素敵な一週間になるかも?
易者MIKAKU(未畫齋)がお伝えします。

 

メリハリが大切です

今回は、「節之蹇」(節、蹇へゆく)の卦から得られる指針をご紹介します。
「節」の中に「蹇」が包み込まれているという運気を示すわけですが……。

メインの運気を示す「節」ですが、もとの意味は「竹のフシ」です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。

しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。

 

遭難の危機

説に内包されているサブの運気である「蹇」ですが、これは、「足が疲れ切っているような状態で、山中にいる。下には大きな川が流れている。」というイメージです。遭難の危機です。

この「蹇」は、「四難卦」とされています。「厳しい運気の四天王」といった意味あいです。
もっとも、厳しいながらも、どうにもならないというような運気ではありません。
運気がめちゃくちゃに乱れているというわけではないということ。また、卦の性格が分かりやすく、対策が非常にはっきりしているということ。この二つの理由により、「習坎」や「困」ほどは厳しくありません。四難卦ではないものの非常に悪い運気とされる、「否」や「明夷」ほど厳しくもないのです。
「危険が予想される」という状態ですから、「そちらの方へ進んではいけない」、あるいは「疲れをとるべく、しばらく休息するのが良い」、「動くのであれば、無理をせずゆっくりと」と、という心構えが必要となります。
「にっちもさっちもいかない」「何をどうすればいいかさえ分からない」というような厳しさはない、ということです。「危険だと分かっている」のだから、「留まる」「控える」「休息する」ようにすれば良いのです。

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頑張りすぎも、ほどほどに

したがって、「節、蹇へゆく」の卦からは、以下のような指針が得られます。

「頑張っているのに、なぜか低調。おかしい。こんなはずはない」。そんな時、私たちはともすれば、「努力が足りないんじゃないかな。よし、もう少し頑張るぞ!」と思ってしまいがちです。周囲から「頑張れ!」と言われたりもします。

しかし、その方針は間違っているのかもしれません。「頑張りすぎ、オーバーワーク」で「身体が、心が、すり減ってしまっている」こともあります。大切なのは、メリハリです。
時には考え方を変え、勇気を出して足を止める。思い切って、お休みを取る。そしてリフレッシュすれば、周囲の景色が見えてくる。進むべき道が明らかになる。そういうケースも、多いのです。
こんな視点はいかがでしょう?

 

苦しいばかりの恋愛というのも、「違う」のではありませんか?

個別の問題について、指針を提案いたします。
参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。

金運:ギャンブル等、のめりこむのは非常に危険です。おとなの節度を大切に。
仕事運:疲れているときは、しっかり休息するほうが、効率が上がりますよね。
就職・転職:精神的に自分を追い込んでしまいますと、相手に好印象を与えられないことも。……逆に一生懸命に見える方が良いこともありますので、難しいのですが……。足を止めて、しっかり考え、方針を見定めるべき時もあります。
恋愛・結婚運:恋は苦しいものでもありますが、苦しいばかりの恋愛というのも、「違う」のではありませんか?
家庭:「倹約」は大切ですよね。しかし、「うるおい」も忘れたくはないもの。難しいところですが、「メリハリ」はいかがでしょう?
学問・芸術・趣味:バランス感覚もひとつの発想かもしれません。

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