《5つのエレメントに、何を見る? 》こんな視点はいかがでしょう?  MIKAKUの易占アドバイス(11月第4週)

「青春」や「白秋」という言葉は、五行思想から生まれました。
《5つのエレメントに、何を見る? 》こんな視点はいかがでしょう?  MIKAKUの易占アドバイス(11月第4週)

大衍筮法による易占、4096の卦から得られる、先哲の英知。
取り入れてみると、ちょっと素敵な一週間になるかも?
易者MIKAKU(未畫齋)がお伝えします。

 

土木の日なのだそうです。

11月18日は、「土木の日」だそうです。

十と一で「土」、十と八で「木」だから。

スピリチュアルとは縁遠く見える、重厚長大系の業種。
でも、建築・建設業界の皆さん、「縁起」のような、不可知の世界を大切にされます。
ご相談を受けること、案外多かったりします。

ともあれ、土・木。
と来れば、火・水・金と言うわけでありまして……。

 

木火土金水

易に影響を与えた思想として、先週は「陰陽」を記事にしてみましたけれど。
今週は、「五行」について、少しだけ。

「少しだけ」と言いますのは……「ガチ」で取り組むとなると、これ、一生モノの研究テーマになってしまいますので。

トリニティウェブの読者の皆さんには、詳しい方も多いと存じますけれども。
易がその基礎を置く古代中国思想の中に、「五行思想」というものがあります。
世の中の事象を、「木・火・土・金・水」の、5つのエレメントに分ける発想です。

木は「青」、「東」、「春」などを象徴します。
火は「紅」、「南」、「夏」。
土は「黄」、「中央」、「土用」。
金は「白」、「西」、「秋」。
水は「黒」、「北」、「冬」。

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「青春」「白秋」という言葉は、五行思想から生まれました。
他にも、「四神」が特に有名ですよね。
青竜、朱雀、白虎、玄武。それぞれ、東南西北に配置されます。
高松塚古墳にも画かれていました。
これも、五行思想の現れです。

小学生・中学生ぐらいのお年頃に、スピリチュアルや広い意味での「不思議世界」に興味を持たれた方には、「ああ、覚えたなあ」なんて記憶、ございませんでしょうか!

もう少し、子供めいたことを言うならば。
ゲームなどの、「火属性」、「水属性」などにも影響を与えている思想です。

さらに小さなお子様にも、親しみやすく!
特撮の「戦隊もの」も、その多くは5人ですよね。
大概、中央のリーダーは赤ですが……。
五行思想では、中央のリーダーは「土」、つまり黄色です。
日本ですと、三枚目のカレー担当。これは文化の違いでしょうか。

 

だいぶ脱線してしまいましたが。

五行思想は、この5つのエレメントを元に、ものを考えていきます。
易においても、色々な意味で重要とされるのですが……。
私は、五行の「推移」にこそ、意味があるのではないかと。

相生説、相剋(相克)説というものがあります。

木→火→土→金→水→木 と、物事は変化していく。
これが「相生説」という考え方です。

木→土→水→火→金→木 と、左が右に勝つ。
これが、「相剋説」です。

易占のテクストである『易経』は、「変化の聖典」という意味を持ちます。
そのことに、思いを致しますと。

「木」だから、「水」だから……という考え方も、もちろん悪くはありません。
固定的な属性から見ていく。多くの占いにも見られる、安定的な発想です。

しかし、それ以上に、「相生説」。
「今は木かもしれないけれど、やがて火になる」という発想。
つまりは、「変化」に、重きを置いて眺める考え方。
これが易の面白いところだと、私は思っております。

そして、もう一つ。
「相剋説」にも現れている、「勝ち負け」という発想。
案外これが、易の底流に影響を及ぼしているようにも、感じております。
「どうにかして、勝てないか」。それを考えていくところも、易の一つの特徴かと。

「諦めなければ、いつか変化も訪れる。逆転のチャンスがやって来る」。
そういうしぶとい楽観こそ、「五行」と「易」の魅力ではないでしょうか!

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土と木(風)から、「升(地風升)」で。

個別の問題について、指針を提案いたします。
参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。

金運:頑張って資金を貯められれば、一気に好転しそう。
仕事運:まずはチャレンジ、です。
就職・転職:フレッシュなアピール、大切かも。
恋愛・結婚:吉。自分から出会いを求めに行くことが大切になりそうです。
家庭:習慣化するまでが、大変そう。
学問・芸術・趣味:ある日突然、新たな段階へ。

 

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