《鈍感力と主体性~ストレスとの付き合い方~》
こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(4月第2週)

そういうときは、「私がやるべきことは、何だろう?」と、考えてみてはいかがでしょう。 神経の使いどころを、自分で決めていくのです。
《鈍感力と主体性~ストレスとの付き合い方~》<br>こんな視点はいかがでしょう? MIKAKUの易占アドバイス(4月第2週)

大衍筮法による易占、4096の卦から得られる、先哲の英知。
取り入れてみると、ちょっと素敵な一週間になるかも?
易者MIKAKU(未畫齋)がお伝えします。

 

鈍感力

「鈍感力」という言葉がありますよね。渡辺淳一さんの本で有名になりました。

神経質になりすぎないようにする。鈍感になる。
そういう心構えが、ストレスに対処するには有効だ。
と、大まかにはそういう意味の用語です。

易者として、各種のご相談を伺っておりますと、この「鈍感力」を上手に活かせれば……と思うことが、しばしばあります。

易で、「鈍感力」のイメージが最も強いのは、「坤」(こん)の卦ではないかと思います。
「坤」は、母なる大地。どこまでも平らで分厚く、万物をその上に乗せても動ずることのない、柔軟さを象徴しています。動物で言うならば「牛」である、とされるのも、「いかにも」という感じです。

 

主体性

ある時、「坤之臨」(坤、臨へゆく)という卦が得られたことがあります。
ご相談を受けていて、まさに「鈍感力」が必要なのだろうなあと感じられるケースでした。

「彼が、浮気しているような気がしてならない。何もかもが怪しく感じられるようになってしまった。でも、彼を問い詰めることは、怖くてできない。それで、当り散らしてしまう」とのご相談でありまして。

話を伺いますと、彼が浮気しているとは、とても思えないようなケースでした。
「小さな違和感が気になりだして、どんどん疑心暗鬼に陥ってしまった」ようにしか、見えません。

占いを立ててみたところ、案の定得られたのが、「坤之臨」(坤、臨へゆく)の卦であった、というわけです。
「坤」にもいろいろな意味がありますが、このご相談では、まさに「鈍感力」が要求されているのであろうと、そう感じられました。

面白いなあと思ったのが、サブの運気、内なる運勢として「臨」が得られた、ということです。

「臨」は、「君臨」です。
「王様のように、自らの決断によって全てを動かすのが良い」とされる運勢です。
強く要求されるのは主体性であり、「自分の思うとおりに動けば、それで上手く回る」とされます。

受け身の「坤」、鈍感力の「坤」の内側に、「主体性」の「臨」が含まれている。
おかしなようで、実は深いところでつながるものがあるのかもしれないと、思ったのです。

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上手に鈍感になるための、主体性

「鈍感力」とは、「鋭敏な人が、過敏にならないようにする」ために身につけるべきとされる、心構えです。
最初から鈍感な人は、わざわざ「鈍感力」なんて意識する必要がありませんものね。

でも。まじめな方、鋭敏な方って、「鈍感力」と聞くと。
「鈍感にならなくちゃ。鈍感に、鈍感に。敏感になっちゃダメだ、敏感になっちゃダメだ……」と、かえってドツボにはまっちゃったりしがちではありませんか?