はじめまして。
わたしは、通りすがりのベビ待ちアラフォー主婦です。
そんなわたしが、実践してきたホリスティックな体質改善をご紹介していきます。
さて、わたしも、始めからホリスティックでナチュラルな体質改善を目指したわけではありません。
始めはごく普通に不妊専門の婦人科の病院を受診しました。
2011年12月のことです。
その時の診断が、多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症、下垂体機能不全でした。
さっそくホルモン療法で治療がはじまりました。
がしかし、これは対処療法で、多嚢胞性卵巣症候群が治るわけではありません。
わたしの場合、右の卵巣が腫れて、排便時に激痛があったり、だんだん注射が効かなくなって、排卵できなかったりして、ホルモン療法が怖くなっていきました。
そこで、多嚢胞性卵巣症候群をどうしても治したいと思うようになったのです。
先生は、原因不明と言うばかり。
ネット検索しても、ホルモン療法ばかり出てきて、原因の手がかりすらつかめない。。。
そこで、わたしは本屋に行ってみることにしました。
当時のわたしは、不妊治療のこと、ホルモンのこと、身体のしくみ、知らないことが多すぎて、調べることすらままならない有様でした。
本屋に行って、たどり着いた本が
35歳からの栄養セラピー「妊娠体質」に変わる食べ方があった!/定真理子
この本に、PCOS多嚢胞性卵巣症候群の原因として
「インスリン抵抗性」
のことが書かれていて、オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)もこの本で知りました。
家に帰って、早速オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)を取り入れている病院を検索して予約しました。
オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)で調べてもらった結果、「インスリン抵抗性」はありませんでした。
けれど、食事指導と高額なサプリメントを大量に処方されました。
要するに、わたしは栄養失調だったのです。
20代後半から、太りやすく痩せにくくなって、カロリーを減らすようにしていました。
でも、お菓子は食べたいので、お菓子を食べたら、食事を減らしたりするような生活をしていたのです。。。
当時、仕事の帰りにポテトチップとビールを買って帰るのがなにより楽しみでした。
朝はパンとコーヒーと牛乳。
昼はパスタなどの麺類か、どんぶり。
夜も、仕事の日は炭水化物中心の食事内容でした。
最終的に、プロテインダイエットもやりました。
もちろん、リバウンドするので、毎年プロテインダイエットやってました。
今考えるとあまりにひどい食事でゾッとします。
それでも、当時は野菜を食べるように気を使ってるつもりだったんです。
タンパク質はあまり食べてなかったように思います。
2012年3月~
オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)の食事指導は
※お菓子、清涼飲料水禁止
※炭水化物は少量
※野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べる
「糖質制限」を教えてもらったのもこの時だったと思います。
そんなもの知らなかったので、また本屋で調べました。
「糖質制限」の書籍が山ほどある中で、江部康二先生の本を買って読みました。
そして、余った炭水化物が肝臓で脂肪に生成されて内臓脂肪や皮下脂肪に蓄えられることを知った時は驚愕しました。
炭水化物が脂肪になる?! WHY? 炭水化物なのに?!
ごはんが油に?そんな馬鹿な!
それからというもの、江部康二先生の糖質を一切取らない「スーパー糖質制限」を始めました。
すると、お腹いっぱい食べてるのに体重が減るではありませんかっ!
今までのカロリーによるダイエットは何だったんだ!!!
わたしのカロリー信仰が木っ端微塵に砕かれた瞬間でした。
(注)スーパー糖質制限は痩せられますが、閉経前の女性は6ヶ月以上はやめてください!
脳はブドウ糖以外にも、タンパク質から糖新生で生成されたケトン体でも栄養にできるのですが、赤血球は、ブドウ糖しか栄養にできないそうです。
かくいうわたしも、6ヶ月でやめました。
体調が悪いなと感じたり、炭水化物が食べたいなと思ったらやめる時です。
「スーパー糖質制限」を始めた時、野菜とタンパク質で大満足だったのが、次第に、果物やかぼちゃやとうもろこしが恋しくてたまりませんでした。
不思議とごはんは恋しくなかったけど、お寿司はすごく食べたかった。。。
やめた理由はもうひとつあって、
3回目のオーソモレキュラー(分子整合栄養医学)の血液検査の結果、「ケトン体3+」と出て、糖質制限の結果が出て満足してやめました。
江部康二先生の著書に、糖質制限をすると糖新生でケトン体が作られるとあったのに、3ヶ月後の血液検査で検出されなかったのです。
それでちょっと意地になりまして。
その後も
※お菓子、清涼飲料水禁止
※野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べる
この2つは今でもずっと守ってます。
オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)の次に出会ったのが、「アンチエイジングの鬼」という勝田小百合さんのブログでした。
そこで、鶴見隆史先生の酵素栄養学を知り、また食事内容が激変しました。
朝は果物だけ。
昼と夜は①生野菜②タンパク質ちょっぴり③玄米ご飯。
糖質制限をしていた時は、朝、卵2個、他は肉か魚を200グラム食べるようにしてたので、劇的変化。
しかも、2012年11月から食材を全て無農薬に変えました!
「オルター」さんで購入しています。
そして、2013年3月に鶴見隆史先生にお会いし、食事指導を受けまして、8日間の半ファスティングをしました。
そうして挑んだ、2013年4月28日(月経3日目)。
新しい病院に移ってFSHとLHを検査してもらったのです!
2012年1月7日(月経7日目)
FSH 3.30 < LH 6.33
2013年4月28日(月経3日目)
FSH 5.4 > LH 1.6
そう!食事だけで、多嚢胞性卵巣症候群を完治させたのです!
ちなみに、生理痛と花粉症と便秘も治りました。
次回は、多嚢胞性卵巣症候群を治す食事療法を今の知識から考察したいと思います。
やっぱり、スーパー糖質制限は辛いし、やめた方がいいと思うので。
とりあえず、ファーストフード、パン、お菓子(せんべい含む)、加工食品(ねりもの、ソーセージ等)、冷凍食品、市販のドレッシングやソース、牛乳、清涼飲料水は直ちに摂取をやめてください。
お料理も砂糖を使わないでください!
砂糖の代わりに、三河みりん使ってください。
お菓子を禁止したら、せんべいやあられやポテトチップはいいのかとか聞かれるけど、全部炭水化物ですから!
分解されたらすべてブドウ糖です。
あと、市販の油はトランス脂肪酸が多いので、捨ててください。
遮光瓶に入った低温圧搾の菜種油か、ごま油を探してください!
値段は、市販の10倍以上しますが、絶対に替えてください!
不妊でもなんの病気でも、なにを食べるかよりも、なにを避けるかの方がはるかに重要なのです!!
PCOS多嚢胞性卵巣症候群を治すために、これを食べたらいいという食べ物はありません!
けれど、避けるべきモノはたくさんあります。
by 道草みちこ