〜真実のビジョンと偽りのビジョン 前世とチャネリング〜 MAYURI(マユリ)の リーディング&パワーストーン ウェブ講座 第三回 

前世にしろ、瞑想やチャネリングにしろ、見えたビジョンが必ずしも本当とは限りません。 そこをいかに見分けるかが、大変重要になってきます。

③ 変化(へんげ)する高次の存在 蛇になった天使

こうした偽のビジョンは前世に限らず、瞑想やチャネリングでもよく現れます。

「友人の紹介でとても条件のいいパートがあるのだけど、受けていいでしょうか? 自分で天使に尋ねたところ、いい話なので受けなさいといわれたのですが……」という相談を受けたことがあります。瞑想しながら天使に尋ねたということでしたので、実際に目の前で行ってもらいました。

Bさんが瞑想に入ると、青白い顔をした西洋人の男性があらわれて、自分は天使だと名乗りました。再度、そのパートを受けていいかどうか尋ねたところ、いい話なので明日にでも行くよう言いました。

さて、ここで問題なのは波動です。彼が現れた時、部屋の波動がすっと落ちたのです。それで、まずは「なぜそんなにいい話と思うのか?」彼に根拠を訪ねてみました。たいていはそれなりのことを返答するので、会話から判断するのは、かなりの経験値がいるように思います。

次に「では、あなたの本当の姿を示してください」と問うと、しばらく沈黙して、天使は白い蛇に変化しました。

結果として、Bさんはそのパートを断ったのですが、1週間も経たないうちに、紹介者である友人と社長婦人の間に大きなトラブルが起こり、もし就職していたら、イザコザに巻き込まれて大変な目にあうところでした。

もちろん、すべての天使に問題があるわけではありませんよ、念のため。でも、中には、このように高次の存在を騙るものもおり、困ったことに、その人が不幸になるように逆誘導することもあるのです。

この例は、とても簡単で分かりやすい方ですが、良い事や、予言めいたことを的中させてすっかり信用させ、長い目で逆誘導するような、もっと複雑で巧妙な霊体もおり、なかなかの知能犯だなと感心します。

imagesDC3JEM58

 

④ 偽のビジョンの見分け方―マイナス波動とプラス波動

前世にしろ、瞑想やチャネリングにしろ、見えたビジョンが必ずしも本当とは限りません。もちろん、多くはクライアントにとって、人生の示唆をあたえてくれる有益なものなのですが、中にはちょっと問題のあるものも混じっています。そこをいかに見分けるかが、ビジョンを扱うときに、大変重要になってきます。

重要なのは、単に「そこにエネルギーがあることを感じる」のでなく、「そのエネルギーがどういうエネルギーか識別する」ことなのです。

識別する能力を磨くためにはどうすればよいのでしょうか。その1つに「ペンジュラムを使って、プラス波動とマイナス波動の石を見分ける」練習があります。なんだかすごく単純なことをしているように思われる方もいるかもしれません。

石の波動が測定できるようになれば、あらゆるものの波動(エネルギー)がわかるようになります。裏を返せば、石の波動が測定できないのに、前世や、エネルギー体の波動が識別できることはありません。一時が万事なのです。ですから基礎的な練習がとても大事なのです。

実際、私自身は、そのビジョンが本当か偽物かは、ビジョンに現れた姿形や、語っていることから総合的に判断するのですが、さきほどいったとおり、大物になればなるほどなかなか巧妙で、それだけで判断するのは、至難の技のように思います。やはり、決めては、そのものの発する波動「エネルギーの質」なのです。

波動の識別ができるようになると、石や、アロマ、サプリメント、食物といった日常的な事柄から、前世やチャネリングといったスピリチュアルな事象まで、幅広く、本当にエネルギーの良い素晴らしいものを選べるようになるのです。

マユリ

 

☆次回は1月頭「チャネリングとリーディングの違い」の予定です。

DSC_0077