赤い稲妻の龍とカバラの大天使
赤い稲妻の龍が、神社めぐりが好きな方にいるのなら分かりますが、実は、この龍は、カバラの大天使が好きな方や、カバラ系のスピリチュアルを好きな方にいるのもよくみかけます。
それはいったいどういうことでしょうか？
なぜ、カバラや大天使が好き方の多くに、瀬戸内海で舞う龍がいるのでしょうか？
カバラの大天使とは、ユダヤ教の神秘主義の大天使のことで、キリスト教の大天使とは、必ずしも一致しません。共通する部分もありますが、独自の部分もあります。カバラの大天使の名前は、「新世紀エヴァンゲリオンに出てくる使徒」といったほうが、一般の方にはぴんとくるかもしれませんね。
昨今、大天使は流行っているのか、天使好きの方がよくこられます。その方々に必ずといっていいほどいるのが、赤い稲妻の龍や、長い首と尾をした羽のある龍、巨大な羽毛のある長い尾をした赤い龍などです。特に、長い首と尾をした羽のある龍は、本当によく見かけます。
その姿は、天空を舞う羽のある巨大な蛇といったほうが正確かもしれません。おそらく、西洋人はこれをみてドラゴンといい、東洋人は龍といったのではないでしょうか。羽があり天空を舞うので……。遠目にぼやっとみると、天使にみえないこともありません……。
ちょっと、龍に名前を聞いてみました。
赤い稲妻の龍は C
その配偶者らしき雌の龍は J
岬にいる稲妻の巨大な龍は Z が頭文字の、大天使の名前を言いました。
日ユ同祖論とは？
わたしが、クリスタルセラピーを始めたのは、15年以上前ですが、こうした事態が不思議でなりませんでした。
「なぜ、大天使が好き方の多くに、瀬戸内海で舞う龍と同じ龍がいるのでしょうか？」「そしてなぜ、この龍は、日本の由緒ある神社に祀られているのでしょうか？」
そこに、答えを与えてくれたのが日ユ同祖論です。
日ユ同祖論とは、紀元前722年にアッシリアにより滅ぼされた古代イスラエルの10支族の一派が、日本にやってきて定住したという説で、大和朝廷は、ユダヤ系の人々を先祖とするという説です。
私はもちろん、そんな説があることなど知りませんでしたが、なるほど、それだと、日本の由緒ある神社に、カバラの大天使が祀られていたり、旧約聖書の登場人物が祀られていることの説明がつきます。
見えることをそのままお知らせする
龍や天使がすきなお客様の多くは実際に龍が見ているわけではありません。同様に、日ユ同祖論を唱える人々も、実際に龍や天使が見えているわけではないでしょう。にもかかわらず、こんな説をおもいつくとはある意味たいしたものです。ですが、「それはちょっと違う……」と思うこともあります。
ですから、私は自分の目で見たことしか言わないことにしています。本で読んだこと、ネットで見たこと、人から聞いたことは、自分の目でみて確証をえないうちはいいません。彼らの言う事に影響を受けないように、自分が見えることのみをお話ししようと思っています。
異次元のエネルギー体と人類
この世界には、一般的な人の感覚器官では認識できないエネルギー体が存在しています。古来より人類は、ある時は畏怖の念をもち、ある時は崇拝の対象としてそれらと関わってきました。
現代の多くの人にとって、龍やら大天使やら神々は、現実感のない単なるファンタジーの世界にすぎません。逆に、一部のスピリチュアルな人々は、実体のあるものとして天使や龍を崇拝していますが、やはり、多くは実際に龍や天使が見えているわけではありません。
見えないから、過度に否定したり、逆に盲信したり、時には迷路にはまってしまうのです。
ここでいる「見える」とは、ビジョンの中で映像としてみえたものではありません。マユリのエッセイ「不幸になるように誘導する天使」でも書いたように、ビジョンは変化（へんげ）するものなので、必ずしも信用できません。見るより「認識する」といういい方が正確かと思います。
ちなみに、見えない世界というと、幽霊とごっちゃにする方がいますが、こうした異次元の存在と幽霊は全く別の存在です。神々の中には、元、人間だった者も多くいますが、それでも、そこいらにいる普通の幽霊とは、存在の次元が違います。
私が見たことを極力客観的にお伝えして、「いったい日本の神々はどこからきたのか」「何が起源なのか」を、考えるきっかけになればと思い、新・神々の履歴書を再開いたしました。神々の起源について、日本人のルーツについて、真実を知る時代がやってきたのです。
マユリ
次回・②様々な龍たち——極東ロシアに舞う大天使
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