新・神々の履歴書——日本の神様の起源を考える 「日本の神々と、古代オリエント・エジプトの神々」①  瀬戸内海に舞う大天使

こんにちは、マユリです。

私はもともと美しい石が大好きで、クリスタルセラピーをするようになりました。それまでは、格別スピリチュアルなことに興味があるわけでなく、お正月と夏祭りには神社に行き、旅行先で有名な寺社や教会をめぐったりするごく普通の日本人でした。

ただ、子供のころから、そうしたところには、一般の人には見えない神々といわれる存在が、本当にいることはわかっていました。どこかで誰かにならったわけではありません。森に行けば鹿や猪に出くわすように、神社に行けば、神々に出くわすものだと知っていたのです。

クリスタルセラピーをするようになって、スピリチュアル好きなお客さがいらっしゃるようになり、色々なスピリチュアル的なものを目にするようになりました。先日も、パワースポット巡りが大好きなお客様が旅先の写真を見せてくださったのです。

 

天空を舞う稲妻の形をした龍

それは、瀬戸内海のある島を写した写真なのですが、大きな龍が写っていたのです。

それは、稲妻の形をした赤い竜で、島の山上の天空を飛んでいました。

「これ龍が写っていますよ。」
「ここ、龍がいるらしいって、きいたことはあります……ここに写っているのですか?」

「そう、ここ。あ、こっちにもいますよ。別の龍」それより少し小さめで、柔和な感じの龍が、隣の小さな島にいます。こちらは、稲妻の形ではありません。二つの島は、男島女島みたいな感じです。

島の近くの岬にも、もう一体龍がいました。やはり稲妻の形をしていますが、赤い竜が横に飛ぶのに対して、上から下に急降下してきて、タッチアンドゴーみたいに飛ぶのです。これはなかなか大きな龍です。

極めて近い場所に、3体の大きな龍がいるなんて、何だか特殊な場所みたいです。

 

巨大なエネルギー体がおりてきたら生身の人間は耐えきれない!

「え? それはどこか、教えてほしいって?」

それはやめておきましょう。というのは、こんな大きなエネルギー体(龍)がいるところにいくと、霊媒体質の方がひっくり返ってしまう危険があるかです。

もちろん、大多数の方は大丈夫。たとえ龍がいても、見えもしないし、感じもしないので、互いにスルーするだけで、何も起こりません。

でも世の中には、波動に妙に敏感な方がいらっしゃって、うっかり別次元のエネルギー体を感知してしまいます。そういう体質の方が行ってしまったら危険なのです。

実際、こんな巨大なエネルギー体が不用意におりてきたら、生身の人間は耐えられません。一部の宗教者は、耐えられる精神と肉体を作るために、過酷な修行をするのです。修行も何もしていない、ふつうの人が興味本位で近づくのは、リスクがあります。

 

赤い龍の正体

稲妻の形をした赤い龍が、天空を舞うのを見たのはそれが初めてでしたが、同じ龍のもう少し小さいバージョンは、よくみかけます。

先日も、ある霊媒体質のお客様が、「頭痛がひどくて耐えられない」といってこられました。みると頭上にこの龍がいます。瀬戸内海の龍とは大きさが違いますが、まるで縮小コピーをしたように、同じ姿をしているので、同じ龍だとわかります。

稲妻のように頭上からすっと降下してくるたびに、頭に振動を感じるようです。
彼女は、その瀬戸内海のパワースポットにいったのでしょうか?

実は、この赤い稲妻の龍は、とある神社で神様としても祀られています。
竜神様として祀られているならば分かり易いのですが、まさか龍とは思いつかないような名前です。でも、見える方には、同じ姿かたちをしているので、同じものだとわかります。彼女は、そこへ行ったのです。

可哀そうに、この方は、波動にはとても敏感だけど、エネルギー体が見えるわけではないので、うっかりいるところに行ってしまっては、頭痛や吐き気、湿疹などを発症してしまうのです。

「その神様の名前は何ですかって?」神様にだって、プライバシーってものがありますから……ちょっと自分で考えてみてください。この龍を祀る神社は、大阪にも、東京にも、北海道にもあります。調べれば、もっと他にもあるかもしれません。

 

大和朝廷と赤い稲妻の龍

龍のいる島は、瀬戸内海の真ん中で、古来の交通の要所です。遣唐使も、日宋貿易も、南蛮人も、九州から機内へ至る際、みなここを通ってきたのです。

大和朝廷が、九州から機内に至る際も、瀬戸内海を通りました。その島に龍を召喚したのは、大和朝廷ではないでしょうか?

というのも、この龍が祀られている神社は、大和朝廷に関連する古い神社なのです。

新しい土地を開拓する際に、この龍を守り神として祀る風習があったのかもしれません。大和朝廷が九州から畿内を征服する際に、この龍を祀ったのかもしれません。そうすれば、関東や、北海道に祀られたのも頷けます。赤い稲妻の龍は、みるからに勇ましそうで、新しい土地を平定するにはもってこいのようです。新たな土地を平定したり、開発する際に祀ったのでしょう。