「結婚させるものか」＝霊体は潜在意識をコントロールする
以前「先祖が商売繁盛の見返りに、神様に娘を上げますと誓ったばかりに、その家系の女性は結婚に障りがでる」方のお話をしました。その方が来られたのは42歳の時でした。
「子供が欲しいので、結婚したいんです。実は、32歳の時に「結婚します！」宣言したのだけど、全く何のお話もなく今に至り、満を持して来たんです。」といわれました。
不思議なことに、この方は、お見合いをしたことも、結婚相談所に入ったこともなく、10年間、何もしていないのです。仕事も家業を手伝っているので、出会いの場はほぼない状態、むろん、その間お付き合いされた方はいません。
「ご親戚にお願いすれば？」「……無理」
「お嫁に行かれたお姉さんに相談されたら？」「……無理」
「家族が協力的でないなら、一人住まいされたらどうですか？」「……無理」
何をいっても、なんだかんだと理由をつけて「無理」というのです。客観的に判断して本当に無理だとは思えません。この人自身を説得するのが大事業なのです。
意識では「結婚したい」といっていますが、潜在意識はむしろ逆です。結婚できそうな可能性はスルーして、結婚しない方しない方へと誘導するのです。これもまた一種の憑依なのですが、本人は、自分がコントロールされている自覚はありません。
やっと結婚相談所に入る決心をして、様々なパンフレットをみて一社決めたところ、そこは去年まで彼女の会社の隣にあって、今年移転したところでした。この出来事がすべてを象徴しているように思いました。
ちなみに、なぜ42歳で来られたのでしょうか？ 42歳といえば、妊娠の可能性が低下する年齢です。子供を産める可能性が低くなったので、潜在意識がストップを緩めて、本気で婚活に取り組まれるようになったのではないでしょうか……
霊のコントロールを解くのは、強靭な左脳と論理的思考力
神様や霊体が、潜在意識に語り掛けてくると、「何だか、無性に、そうしたくなったり」、逆に「したくない」という気持ちが湧いてでます。
語りかけを見抜く方法は、「何が本当に自分の感情や感覚で、何が自分以外のものか」冷静に考えることです。
そのためには、冷静沈着な左脳と、自分を見失わないことが必要です。自分自身の感情や感性、思考を、客観的に見つめる態度が必要なのです。
前にもいったとおり、チャネリング能力の高い方ほど、霊の語り掛けに影響されやすく、持っていかれやすい傾向があります。チャネリングが悪いと言っているのではありません。ハイスペックな右脳には、それに匹敵する強靭な左脳が必要なのです。このバランスが崩れると、もっていかれてしまいます。
強靭な左脳とは「何があっても判断停止をしない、論理的思考力」です。
マユリのサイキックリーディング講座では、霊的な語り掛けに左右されずに、正しくリーディングできるように訓練していきます。
霊的な語り掛けにもっていかれない聡明なサイキックリーダーを育成し、講座で学んだことを、日常生活に生かせるような人材を育成したいと思っています。
マユリ
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