神々の履歴書13回 日本の神様と古代オリエントの神々——②天橋立の龍とエジプト&ユダヤの神々

神々と私たちの日常生活はどう関わっているのか?

こんにちは。マユリです。サイキックの方なら皆さんご存知のことかと思いますが、
エジプトの神々や、旧約聖書の方々やメソポタミアの神々は、日本の神社に祀られています。

マユリが、このことに気づいたのは、様々なクライアントのセッションを通じてです。
一人ならず複数のクライアントさんのビジョンに、メソポタミアやエジプトの神々、旧約聖書の登場人物のビジョンが現れるのです。

前世のビジョンとして現れるのならばわかるのですが(その場合も、多くの日本人が、前世レベルでこの地域と関りがあるといえます)、除霊の際にも現れるので、それは前世ではなく、現在の人生で、これらの神々に関わったということを意味します。

 

パワフルな石をおくと憑依体が現れる

神々の履歴書 第3回でお話しした八坂神社の婚活女性は、天橋立に行かれた直後に、始めてセッションに来られました。そこで熱心に婚活を祈願したらしく、たくさんの神々を連れて帰ってきていました。その中に、天橋立の龍と名乗るものがいたのです。

霊体は、石の波動を大変嫌います。ですので、体に石を置くと、その人に憑いている霊体が、弱いものから耐えきれなくなって出てきます。お札を張ったり、お経を読むと、憑依霊が、耐え切れなくなって、宿主から出てくるような感じでしょうか……。

こういわれると驚かれるかもしれませんが、通常はそこまでの強い波動の石を使用しないので、簡単に憑いている霊体がでてくることはありません。また、処理能力がないのに、霊体にでてこられても困るだけですから、一般の生徒さんには教えていません。ただ、時代が時代ですので、これからは機会を見て、お教えしていこうと思っています。

また、石をおくと、脳波が変性意識状態になり、通常では認識できないものが見えるようになります。前世に限らず、霊体もみえるようになるので、自分に憑いている霊(人も魔物も神様も)が見えるのです。

ビジョンがどの程度見えるかは、クライアントさんよっても違いがありますが、見えようが見えまいが、強い波動の石を置くと霊体は離れます。石についてもこうした知識は、一般にはあまり知られていなので、「パワーストーンの真実」についても、お話ししていこうと思っています。

この方は、霊媒的な能力の高い方でしたので、克明にビジョンが現れました。

 

天橋立の龍、現る

彼女に石を置くと、体が蛇の反芻運動のようにくねりだしました。何か蛇体のものが出てくるのかとは思いましたが、「自分は天橋立の龍である」と名乗りました。

ちょっと想定外でした。

彼女のビジョンでは、天女が空を舞っていました。海の中には龍がいます。一瞬天女と龍の目が合い、天女は海の中に引きずりこまれます。それ以来、龍は海中でずっと天女を巻き込んでおり、天女はもう意識朦朧、ふらふらになっている……というビジョンでした。

天女さんが可哀そうな状態でしたので、放してあげるようにお願いをして、それから龍に質問をしました。

「あなたはいつから天橋立にいるのですか?」