「サイキックリーディングって、何をするの?」(前編)

解決の方法について、具体的な例をあげてもらえますか?

息子さんの不登校で悩んでいたお母様がこられたのですが、お母様ご本人、息子さん、そして、家のエネルギーをリーディングしました。彼の部屋にある霊体がいて、彼を手放そうとしなかったので、それを浄化するように石を設置しました。
石をおいて2週間ほどすると、ひきこもっていた少年が部屋からでてきて、学校に通うようになりました。平たく言うと、その霊体がいなくなり、彼を解放したのです。

ついでに、面白いことが起きました。彼の部屋は、床もカーテンもすべて黒で統一されていて、掃除したくともさせてくれなかったのですが、なんと親子で買い物に行って、ふつうの爽やかなカーテン、絨毯、ベッドカバーに入れ替えたというのです。

部屋はその人のオーラの象徴です。邪気にまみれたオーラのままでは、母親が無理やり掃除しても、すぐに元に戻してしまいます。
が、本人のオーラが浄化されると、逆に、その部屋にいることが耐えられなくなり、彼から進んで模様替えをしたのです。

317517038

 

凄いですね! 不登校が、石で解決したのですか?

いや、そこいらにあるようなパワーストーンではないですよ。これだけパワーストーンが普及しているわけですから、そんなもので解決するならば、世の中もっとよくなっているはずでしょう……。

極めて高波動の石を、目的別に使い分けます。残念ながら、一般的なエネルギーの石では焼け石に水のレベルで、変化は起きません。また、部屋の何処に置くかもすべてリーディングします。置く場所がずれても効果はでないのです。
石をおくとは、本当に厳密な作業なのです。さらに、その後、定期的に遠隔で変化を見ます。経過良好とか、中には想定外の場合もありますが、そういう場合は変更を加えます。置きっぱなしではありません。

よくある、運気を高めるために机の上にパワーストーンを置くみたいな話とは、全然違うレベルのお話ですね。石にそんな力があるとは、ちょっとびっくりです……。

すばらしい宝物も使い方がわからなければ、ただのアクセサリーに過ぎません。石を使いこなすのは、なかなか大変な作業で、深い知識とサイキック能力が必要です。卓越した漢方医が植物を使いこなすのに匹敵するか、それ以上かもしれません。

ちなみに、その少年自身に石は必要なかったのですか?

少年自身も攻撃的欝状態でしたので、石を持たせました。
ただ、こういう状態の方は、たいてい石を忌み嫌ったり、なんだかんだと持つことを拒否するので、まずは部屋の浄化から始めました。

人に持たせる場合も、詳細なリーディングをして石を選び、その後も、遠隔で経過観察をします。どちらにせよ、効いているかどうかは、透視ができないと判定ができません。

エネルギー的な変化が一定の臨界点に達すると、性格も穏やになって顔色も良くなり、変化がお母様の目にも明らかなのですが、それまでにもエネルギーは刻一刻と変化しています。
ですが、それは、リーディングしないと見た目ではわからないかと思います。

不登校や引きこもりは、親御さんにしては本当に辛いことでしょう、解決してよかったですね。

この方の場合はたまたまそうだったのですが、ひきこもりの原因がすべて霊障というわけではありません。むしろ、そういう原因の方は一部にしかすぎないです。
どんな問題でも、一人一人原因は違いますので、リーディングをしないことには対策がたてられないのです。

女性の晩婚化が叫ばれて、婚活やキャリアで悩んでいる女性も多いのですが、そういった問題には、どのように対処されますか?

その両方を抱えた方がこられたことがあります。アラフォーの方なのですが、「自分は起業するのが夢で、40歳までに実現したい」と、こられました。
従業員数人の小規模商社に勤務されている方で、「自分は東南アジアが好きなので、それに関することで起業したい」とのことでしたが、どんな業種で起業したいのか伺っても、具体的な青写真は何もなく……ただ東南アジアに対する愛情はひしひしと伝わってきました。

35277928

 

スケールの大きな夢ですね。彼女の夢は叶ったのですか?

人が成長するためには、①何か悩みを抱えてそれから逃れようと切磋琢磨するか、または、②何か望みをもってそれを叶えようと切磋琢磨するか、その2つの道があります。
どちらにせよ、切磋琢磨した分、大きな学びとなり、人間性を磨き、人生に大きな果実をもたらします。

彼女は、②で学ぶタイプだったわけで、「東南アジアで起業することをテーマ」に、石を身につけて、願いを叶えるワークを行いました。月に1度のペースで3回こられたのですが、3回目にこられた時には、結果が出ていました。
ある、超大手商社の東南アジア支社に引き抜かれたのです。日本国内の採用でしたので、日本の給与体系で、現地支店勤務でした。もちろん喜々として旅立たれました。

起業ではありませんが、大好きな東南アジアで働くという点は叶いました。しかも今より良い金銭的条件です。