神々の履歴書 第6回 京都の神様と旧約聖書〜続・神様にお願いする方法

彼女は、無意識に、神様の語り掛けに応じて、言われるがままに実行しました。 私はこれを無意識のチャネリングと呼んでいます。

こんにちは。
サイキックリーダー&クリスタルセラピストのマユリです。

さて、今回はお約束通り、話を京都に戻しますね。

京都といえば、
神々の履歴書・第2回で、京都には神泉苑から召喚した水の結果が張り巡らされており、現在もその中で生活していること、第3回で、婚活をしている京都の女性のビジョンに現れた頭が牛で体が人間の神様についてお話しました。

(牛頭天王と素戔嗚尊の習合神である祇園大明神の図/画像提供・ウィキペディア)

そう、この方です。
覚えていますか?

今日はそのお話なので、おさらいをかねて、第3・4回の神様にお願いする方法と続神様にお願いする方法を読んでおいてもらったほうがいいかもしれません。

さて、いったいこの獣頭人身の神様——牛頭大王と呼ばれる京都の神様は、何者でしょうか?

「何者って、神様は神様でしょう?」そう思われる方もいるかもしれません。
でも、考えても見てください。
天神様は菅原道真、神田明神は平将門、みな歴史上実在の人物です。
そう! 神社に祀られている神様の多くは、元人間です。
(もちろん私の「崖の上のポニョと君の名は」(前・後)でお話したような、そうじゃない方もいます。)

本人に聞くのが一番早いということで、当時、神様と話してみました。

 

獣頭人身の神様とお話すること

この神様は、クライアントの女性の左腕の肘のところにおり、石を置くと現れます。
正確にいうと、現れるのではなく、元からいるのですが、石を置くと見えるようになるのです。

私が質問すると、クリスタルで変性意識状態になった彼女の口を通して、その神様が答えます。
ということで、ストレートにきいてみました。

「あなたはかつて人間だったことがありますか?」
「わからない。覚えてない。」

彼女のビジョンの中でこの神様は、仏教の牛頭馬頭の伝承の通り、地獄の獄卒としてたくさんの亡者をおいかけていました。
そのことについても聞いてみました。

「なぜそんなことをしているの?」
「そうしろといわれたから」
「誰に?」
「上にいる方に」「ここにきて、この仕事をしろといわれた。ここに遣わされた。」

「上にいる方って誰ですか? 神様?」
「……」
「例えばあなたは堕天使とか? 地獄に落とされたとか?」
「かもしれない……」。

過去のことはよく覚えてないようで要領をえなかったので、「もし人間であったことがあるのならば、その時の姿になるように」申し出たところ、彼は人の姿に変化しました。

このクライアントの女性のビジョンの中で、獣頭人身の神様は、人間の男性に変化しました。
目も覚めるようなイケメンで、彼女曰く「ギリシア彫刻のように彫の深い、美貌の男性」です。
ちなみに、私は目を開けているのでそこまではっきりとは見えず、顔立ちまでわかりませんでした。
(前にもお話しましたが、頭の中のスクリーンに映像が映る感じです。)

名前を聞くと、旧約聖書にでてくる方の名前を名乗りました。