神々の履歴書 第1回 大和朝廷と出雲大社〜クリスタル前世セラピー〜

多くの神社が、恨みをもって亡くなった怨霊を封じるために作られました。 征服するにあたって、先々祟らないように、怨霊封じにつくられた神社も多かったように思います。

こんにちは。サイキックリーダー&クリスタルセラピストのマユリです。

 

マユリのセッション&講座に、クリスタル前世セラピーというのがあります。

本格的なクリスタルセラピーを体験した方はご存知かもしれませんが、石は人の脳波をアルファー波やシータ波にする作用があり、石をおくと、誰でも見こえない世界と交信することができます。

それを利用して自分で自分の前世をみるのがクリスタル前世なのですが、実は前世に限ったことはなく、石の波動の作用で、通常では見えない様々なものが見えたり、聞こえたりします。

セッションに来られる方の理由は様々ですが、中には神々のビジョンを見る方もいらっしゃいます。
そうした方々から、個人的な情報を削除して(クライアントのお悩みに関しては守秘義務があるので)、古いものを、少しずつ公開していこうかと思います。

かれこれ10年ほど前のことです。
上品な中年のご婦人がこられました。

カウンセリングをしていると、いきなりカバンからチョコレートをとりだして、むしゃむしゃ食べだします。
なんでも、ここのところ急にお腹がすいてどうにも我慢できなくなるというのです。
いざセッションと石を載せようとしたら、急激な空腹感に襲われて、近くのコンビニにおにぎりを買いに走り、2個食べてから(⁉︎)セッションを始めました……確かにこれでは困りものです。

石をおいてしばらくすると、古墳時代のような恰好をした男性のビジョンが現れました。

彼は、まっ暗で、少し空気の薄いところにいます。
息苦しい……でも、息ができないほどではない、それよりも空腹……長い間何も食べていないから……。

「何でそんなところにいるのか」質問してみました。

彼はもともとその地方の王でした。
ある日、敵が突然攻めてきたのです。
「奴らの剣はたいへん固い」彼の刀はすぐに刃こぼれして、使い物にならなくなるのですが、敵の刀はたいへん固いとか。
(実際、切るというより、刀で殴るという感じです)
「奴らの馬はどこにでもいける」馬の性能も違うみたいです。
馬術や馬具がちがうのでしょうか……戦力の違いは歴然です。
彼らは負け、女性は抵抗しなければ殺されなかったようです。

彼は降伏して敵につかまったのですが、その時、託宣がくだされます。
「60年後に復活して永遠の命を得て神になる」と。

小高い丘の上、民の暮らしが見渡せるような高いところに、飛鳥にある石舞台のような建造物がつくられ、彼はその中にはいっていかされます。

ていのいい死刑のような感じですが、当時の民はこの話を信じたようです。
彼自身も半信半疑でしたが、ひょっとしてそんなことがあるかも……と、期待しました。

そうして、空腹の中で亡くなられたようでした。

実際に、彼はアストラル体(幽体)のまま、永遠にこの世にとどまっています。
正確には、留まらされているというべきでしょうか。
生きているときと同じように、屋敷に住み、食事も供されています。
そういう意味では、確かに永遠の命をあたえられ、神になったのかもしれません。

彼は屋敷の中で西をむいて座っています。
西は死者の国=冥界のあるところです。
しかしながら、西側には3人の見張りがいて、冥界にゆくのを阻んでいるようにもみえます。

彼のアストラル体は、屋敷の中に幽閉されています。
外に出れないように、結界が張られているようです。
外は、征服者たちの神々によって幾重にも固められ、見張られ、逃げ出すことはできません。

これはクライアントさんがみたビジョンにすぎないので、実際の史実かどうかはわかりません。
その方が急激に空腹感に襲われる理由として、このビジョンがでてきたのです。

クライアントのご婦人は霊媒体質らしく、出先でしんどくなることがよくあるとのことでした。
この時も、少し前に出雲大社にいかれたので、そこでもらってきたようでした。

 

それにしても、出雲大社は年間多くの参拝客が訪れるところです。

ふつうの方は、何事もなく、楽しく帰ってくるのに、どうして彼女は、こんなことになってしまったのでしょう?

それは彼女の血筋、または前世にあります。
同じ血縁に生まれるのは、前世縁があるからなので、血筋といっても前世といっても同じことです。

彼女の母型の血筋は、大和朝廷系の神社の宮司の出身です。
(といっても江戸時代までのことで、今は一般人です。)
そして別の先祖は、卜占に関係する公家の出身でした。
つまり、大和朝廷とたいへん縁の深い血筋なのです。

彼女は、大和朝廷に恨みを抱いている人々のところにいくと、霊障をうけてしまいます。
後日、そのことがはっきりする出来事がありました。
またしても、大和朝廷と征服された人々に関係するとある神社にいってしまったのです。

「この数週間、何枚着こんでも布団にくるまっても寒くて震えがとまらない。だるくって一日中起きられない状態が続いてる」と、再度来られたのです。

さて、さて、石をおくと……。