「私はポジティブなアファメーションしかしないので、大丈夫」と思われている方もいるかもしれません。
１０年ほど前でしょうか、通っているエステの先生から習ったアファメーションを毎朝となえていて、憑依の症状を起こしたクライアントがきたことがあります。ためしに、それをいってもらったのですが、「幸せで、愛に満ちて、世界が平和であるように……」という感じで、言葉の意味としては変なことは言っていません。でも……それを唱えている瞬間、外国人の男性が現れるのです。
この場合、最初のご先祖さまの話と違って、いったい何をいったらその霊体がくるのか、文面上ではまったくわからないのです。でも、なんどやっても、来るのです。
おそらくは、サブリミナル効果のように人間の耳には聞こえない音が入っていてそれに反応するのか、または、トリガーになるような単語があり、それをいうと召喚されるのかだろう……ということになったのですが、要するに、言葉の意味というよりは、その言葉の持つ波動に共鳴して現れるようでした。
こうなってくると、いくらアファメーションの文面をチェックしてもわかりません。こういうときこそ、ペンジュラムの出番です。ペンジュラムで言葉の波動を測定するのです。
波動に呼応して霊体はやってきています。その波動に応じて、神々もくれば、幽霊も来ます。プラスの波動の言葉は、ポジティブな存在が来ます。マイナスの波動の言葉はネガティブな存在がきます。言葉の表面上の意味は必ずしも関係ありません。天使を呼んだつもりが、ネガティブな存在が来ている場合もあるのです。
せっかく前向きな気持ちでアファメーションをしているのに、かえって体調不良になったり、情緒不安定になるのでは、悲しいですね。せっかくのスピリチュアル、自分の人生によりよく生かすためには、ちゃんと波動をみて、良いアファメーション問題のあるアファメーションを取捨選択することが大事なのです。
このレベルの波動の識別をできるようになるには、ある程度の訓練が必要です。マユリの講座では、最初は、ペンジュラムでパワーストーンやアロマの波動をみて、マイナス波動かプラス波動か判別するところから始めて、それから徐々に難しいことにチャレンジしていきます。でも、ちゃんとした理論を学び、能力のあるプロについて訓練を行えば、誰でもできるようになります。
今世の中の状況が1990年代に大変似ているように思います。あの頃を思い出してみてください。ノストラダムスがはやり、エヴァがはやり、終末論的な空気がただよっていました。あれから、16年、その時代に流行ったものがリバイバルしています。時代の空気が似ているのです。
これからは、この連載を通じて、今までは一部の生徒さんにしかお話していませんでしたが、サイキックリーディングを通じて視えることを、お話していこうと思います。
一人でも多くの方の、サイキック能力が開けるようにお手伝いしたいと思います。ではでは。
マユリ
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