「八ヶ岳で暮らすこと」そして、「月に三度は温泉へ行く生活」そんな夢を「3か月後の夢」として、2015年の初夏、私は、ある“夢実現ワーク”の中で設定をしました。
それから、間もなくの事です。ひょんなことから八ヶ岳へ移住の話が持ち上がり、たちまち、八ヶ岳への引っ越しが決まりました。その期間、約1か月半。
移住後の夢であった「月に三度は温泉へ行く生活」。
こちらも気が付けばいつの間にか実現していたことに気が付きます。
2015年の7月、私は縁あってこれまで暮らしていた滋賀県の琵琶湖畔から八ヶ岳南麓の地に引っ越しました。
美味しい空気、辺りを見渡せば、目に飛び込んでくる高い山々。
明るく楽しい皆様たちと、これまで体験したことがなかった、賑やかな生活の始まりです!
念願の八ヶ岳移住後、時間を見つけては、何度も訪れることになった温泉があります。
それが、今回ご紹介させて頂く感動温泉、山梨県須玉町にある高濃度ラジウム温泉、「増冨の湯」。
そもそも、私が、八ヶ岳への移住の切っ掛けが出来たのは、以前より交流を頂いていた、通称“八ヶ岳の猿田彦さん”こと「Sさん」の「あるお誘い」が切っ掛けでした。
「H先生と登る瑞牆山登山のお誘い」
当時、滋賀県の琵琶湖の畔で途中から一人になり(笑)暮らしていた私は、そのような趣旨のSさんのお誘いを「なんだか面白そう!」と、理由なき感覚に導かれ「是非、お願いいたします!」と、二つ返事で、参加することにしたのです。
八ヶ岳訪問はこの時が3度目。初めては2013年の旅。その時は、諏訪~長野の縄文遺跡~小淵沢付近を巡り、その後、縁あって翌年に一度。そして、この時が3度目の訪問となり、その時、あるお世話になっている方の紹介で八ヶ岳に家を建てられた方とご縁を頂いたのです。
この時、皆さんで訪れた「瑞牆山」。
瑞牆山は、海抜2,230mの山で日本百名山にも選ばれている山で奥秩父の山域の主脈の一つです。
全山が黒雲母花崗岩で形成されていて、南西部は風化や浸食の影響を受け、独特の岩峰が聳える景観を作っています。
地元では「コブ岩」などと呼ばれているそうです。
前日より集り、八ヶ岳のお仲間の皆様で前夜祭。それから各自、宿泊地へと向かい、翌朝、午前3時出発。
睡眠1時間。それから往復約9時間の登山となりました。
「結構ハードな登山だよ!」と事前に伺っていましたので、登山前、滋賀県で近所の丘で山登りの練習。しかし、実際の山は往路だけでも4時間もかかる道のり。
ともなれば、久しぶりの登山にたちまち息が切れ「この先、大丈夫かな……」。
一抹の不安が過りましたが、八ヶ岳の仙人、御年80歳を超えながらも、下駄で山に登ってしまうという「超人H先生」や登山の超プロ「Dr.M先生」のサポートもあり、休憩を沢山取りながら、登山初心者の方々の事も考慮して下さりゆっくりコースでなんとか無事に、登頂することが出来たのです。