松田有真の「地球に感謝!」シリーズもう一度訪れたい! 全国感動の秘湯・名湯・温泉宿 ~和歌山県 湯の峰温泉「つぼ湯」~

今日、皆さんにご紹介させていただくのは熊野本宮の近く『湯の峰温泉』にある知る人ぞ知る神秘の湯 『つぼ湯』です。 つぼ湯は、その昔、熊野大社へ参拝に訪れる人々が身を清めたと言われている温泉で熊野古道と同じく、世界遺産に指定された「湯の峰温泉」の中の温泉の一つです。

2015年の1月、ふと思い立って、2日間かけて、和歌山「熊野三山を巡る旅」に出かけました。

熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称で、日本全国に約3千社ある「熊野神社の総本社」です。

私の元に「熊野」の情報がやってきたのは2010年。

当時、暮らしていた神奈川県から、宮古島へのご縁を作って下さった、評判のサイキックチヤネラー、Sさんのとあるご伝言からでした。

「呼ばれているよ」と、当時Sさんが私に伝えて下さった場所、それが、熊野、沖縄、そして、京都の下鴨・上賀茂神社の3か所でした。

思い起こせば、その後、2年半暮らすことになった宮古島も沖縄県の島の一つ。

そして、もう一つの京都「下鴨」「上賀茂神社」に関しては「その二箇所を訪れると天皇家と八咫烏の流れが出てくるよ」という、何とも奇妙なご伝言を頂くことになったのですが、当時の私にとって、それは何を意味するのかさっぱり分からず、月日ばかりが経過していくことになりました。

ところが、その後も別の方より同じようなメッセージをお伝え頂くことがあり、奇妙な現象が色々と身の回りに起きて来たりして、様々な体験が訪れることになったのですが

あれから数年が経過した今なお、それが何だったのか、今だ明確に解き明かされることはなく、謎に包まれたままでいます。きっと、その事を探求するのではなく「色々な体験をした」ということで良いのだと理解していますが……(笑)

※これまでの体験はブログにて色々と綴ってあります

そんなSさんよりメッセージを頂いてから、5年の年月が経過した2015年の1月。
ついに、時が来て「熊野の地」に足を踏み入れることになりました。

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初めて降り立つ地「熊野」をレポート

熊野と言えば「八咫烏」ですが、私は熊野が「八咫烏」の「伝承の地」であることなどすっかり忘れ、その地を訪れることになったという、ボケっぷりです。

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【八咫烏について】
八咫烏は熊野大神(素盞鳴尊)に仕える存在として信仰され、熊野のシンボルともされる存在です。現代では、主に日本サッカー協会のシンボルマークおよび日本代表エンブレムの意匠として用いられている事で知られていますが八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされていて「導きの神」として信仰されている他「太陽の化身」とも言われています。

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二日目には訪れた熊野本宮大社でちょうど「八咫烏神事」が行われていました。

このような流れが訪れている時、具現化のスピードは、驚く程早く「あらゆること」がスピーディーに整えられ、旅の準備がスムーズに進行していきます。

それまでも「熊野ってどんな所なんだろう……?」という小さな好奇心から、何度も訪れようと試み計画を立てたのですが「入るにはまだ早い」と言われてしまったり、プランを立ててもなかなか友人とのタイミングが合わなかったりで、何年も熊野の地に足を踏み入れることができなかったのです。

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物事には「然るべき時」や「タイミング」というのがあるようで“全ては必然・ベストで起こるようになっている”という事を前提にしていると、人生に苦悩が格段に減って、幸せ度が一段と増してきます(笑)

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↑熊野速玉大社、熊野那智大社を訪れ、那智の滝を訪れたときに出ていた虹……

 

世界遺産に登録された地にある神秘の湯『つぼ湯』

という事で、今日、皆さんにご紹介させていただくのは熊野本宮の近く『湯の峰温泉』にある知る人ぞ知る神秘の湯 『つぼ湯』です。

つぼ湯は、その昔、熊野大社へ参拝に訪れる人々が身を清めたと言われている温泉で熊野古道と同じく、世界遺産に指定された「湯の峰温泉」の中の温泉の一つです。

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1957年(昭和32年)9月27日には、厚生省の告示第310号によって、熊野本宮温泉郷の一部として川湯温泉、渡瀬温泉とともに、湯の峰温泉が国民保養温泉地に指定されました。

場所は、和歌山県東牟婁郡本宮町湯峰、JR紀勢本線新宮駅より
熊野交通バス湯の峰温泉行1時間15分。

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湯の峰温泉バス停より徒歩ですぐのところにあります。

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ここは、四村川の流れる狭い谷の両岸に15軒の旅館が軒を並べる静かな温泉街。
風情溢れる川沿に佇む小さな茅葺屋根の小屋、それが「つぼ湯」です。

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周囲には硫黄の匂いがプンプン漂っていて、いかにも「このお湯は効きそう……!」という雰囲気が満点です!

つぼ湯は、河原に建つ「日本最古の温泉」として長い歴史を持つ温泉で
1800年の歴史があるとされています。源泉名は湯の峰温泉「光明湯」

開湯は成務天皇の代(4世紀頃)に熊野国造の大阿刀足尼(おおあとすくね)によると言われ、湯の峰温泉の名前は、湯の花でできた「薬師如来」の胸から温泉が湧いていたことに由来し、「湯の胸」が転じて「湯の峰」となったとのいわれがあります。

 

まずは「つぼ湯」近くに建つ「薬師如来様」にてお参り

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初めての湯小屋の温泉に一寸、ドキドキ……胸が高鳴ります。

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「つぼ湯」に入るには、少し離れた場所にある公衆浴場で料金を支払い
受付を済ませ、番号札をもらってから入ります。

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屋外のベンチに腰かけ、交代の時間を待ちました。
入浴料は770円。1回30分の時間制。

いよいよ順番がやってきて、川沿いの湯小屋の中に入ってくと
そこには大人2人が入れる位の小さな湯船がありました。

 

自然石をくり抜いて作られた風趣満点の湯船

湯小屋に一歩足を踏み入れると、そこには神秘的な色に輝くお湯がありその色に、まずは圧倒されてしまいました。

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「わぁ、なんて神秘的な色をしているの……!」

なんでも、この「つぼ湯」は「1日に7回色が変わる」という不思議ないわれを持つそうで、通常は乳白色をしていることが多いようですが、私が入ったときは写真のような深いブルーの色をしていました。 なんとも神秘的な温泉です!

 

神秘の湯の効能と伝統

温泉は、源泉掛け流し。泉質は「重曹硫化水素泉」PH 7.3 源泉温度90 度 。

自然石の浴槽の足元からお湯が沸いていて、湯量も豊富。
お肌もしっとりなめらかツルツルになる質感。

私の苦手な消毒のための塩素臭もなく、漂う硫黄の香りがたまりません。

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中世の説経節「小栗判官」において、小栗が蘇生を遂げた地とされ、つぼ湯周辺には小栗判官にまつわる伝承が多いそうです。

次の方が順番を待っている為、30分ほどお湯を楽しんで「つぼ湯」の入浴タイムは終了。

 

わずかの間の入浴でしたが、寒い季節、ポカポカの体になって、源泉かけ流しのお湯を楽しむことができました。

初めての熊野三山巡礼の旅と、感動の温泉。
私にとって、神社・聖地巡りと温泉はいつもセットです。

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まだまだ、沢山の温泉情報を、持っていますよ♪
次回の松田有真「温泉エッセイ」もどうぞお楽しみに……!

和歌山県 湯峰温泉「つぼ湯」はもう一度訪れたい! 感動温泉の一つになりました。

 

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前回の記事はコチラ:
松田有真の地球に感謝! もう一度訪れたい!
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