考える・感情で感じる・感覚で感じるというバランス
私たち、人間、地球人は、感情に振り回されたり、思考を使うことが得意な生きものです。
もちろん、考えること、感情を持つことは悪ではありません。
それも大切なこと。
けれど、思考や、感情に自分が支配されてしまうのではなく、忘れてしまっている「感覚で感じる」という扉を開いてバランスをとったら、そこから意識の大きな変容が始まります。
自分は自然の一部であり、地球であり、宇宙であると気づく扉を開けることになるのです。
スピリットの自由を取り戻そう! 思考中心から感覚中心へ
日々の生活の中で、私たちは身体の中で上半身中心、その中でも頭、眼を酷使した生活を送っています。
だから、私たちは、やたら考えすぎ。そして、不安になってしまう。
・これをやらなきゃ、あれもやらなきゃ。
・あの経験は二度としたくない。
・もしこれがなくなったらどうしよう。
・これから先が不安。
・これを引き受けないと仕事がなくなるかもしれない。
・この人と別れたら、この後ずっと一人になってしまうかもしれない。
などなど。
考えすぎることで、過去の経験に縛られてしまったり、まだ起きてもいない未来に対して不安を感じて、がんじがらめになってしまいます。
思考から感覚へって?
私の中でこんなイメージで、整理しています。
不安や恐れは、自分の思考が作り出した幻想⁉︎
「あぁ、この不安や焦燥感、これは自分の思考が作り出した幻想なんだ!」と自分に気づかせると楽です。
うまく気づけたら、今度は、自分の思考のコントロールから離れて、もっと自由に生きたいと思います。
コントロールから離れるのが難しい、気づけないという方は、ぜひ、この魔法の呪文をかけてください。
「この不安・怖れは、幻想です」。
簡単ですよね。
不安に心が押しつぶされそうになったら、この呪文を心の中で、できれば声に出して、何度も何度も繰り返してください。
脳にこの新しいソフトをインストールできるまで、不安になったり、怖くなったりする度に、この呪文を繰り返します。
これは、本当に効きます。
これはある陰陽師の方から伝授していただいた言葉で、私自身実証済みです(笑)。
今も必要な時に活用しています。
言葉は本当にパワフルです。
そして、思考のコントロールから離れて、感覚的に生きようとすると、今度は、「感情」が、邪魔してきます。
なぜなら、「感情」と「感覚」がごちゃ混ぜになりがちだからです。
まずは、”感情”で感じることと、”感覚”で感じることの違いを知る
この「感情的に感じている」ことと、「感覚的に感じていること」の違いを分けて感じることができるようになると、整理されて楽になってきます。
感情には、いろいろな定義がありますが、私が「身体にふれること」から学んだのは、大きく分けて、「怒り・怖れ・悲しみ・喜び」の4つの層があるということ。
そして、感情とは、感覚+思考・ストーリーと言われます。
ですから、感情的ということは、まだまだ思考にコントロールされているのです。