地球人という宇宙人のあなたへ~感覚の扉を開こう! 自分=宇宙と繋がり、自分の本質を思い出す~

どんなに科学が進んでも、人の細胞と全く同じものは作り出せませんし、人工的に自然の花びら一片を作ることさえ、未だにできません。

わたしは、普段、ボディワーカーとしてたくさんの人の身体にふれていますが、「人間の身体は、宇宙である」という言葉通りだと実感しています。

人の身体は、精巧にデザインされ創り出された最高芸術です。

 

10ヶ月で5億年の進化をたどる人間の胎児

妊娠期や産後のお母さん、赤ちゃんとかかわることが多いのですが、「誕生・生命の神秘」は、奇跡としかいいようがありません。宇宙母艦のような形状の子宮のなかで、受精卵というたった一つの細胞が分裂を繰り返し、

原子魚類 ⇒ 上陸した古代魚 ⇒ エラ呼吸から肺呼吸へと進化した両生類 ⇒ 爬虫類 ⇒ 水棲哺乳類

と、その姿をつぎつぎと変容しながら、5億年におよぶ生物の進化を子宮のなかで再現しながら、人の形に近づいていきます。
この信じられないような奇跡的な進化を、確実にとげて産声をあげ、いま、ここにわたしたちが存在しているのです。

まさに「わたしたちの生命・身体は、宇宙からきたとしか思えない奇跡」です。

 

人間だけじゃない、鉱物も植物の種も宇宙から来ている

それにしても、宇宙人⁉︎ って、突拍子もないと思われがちですが、実は、植物や鉱物も宇宙の星星を経て地球にやってきている可能性が高いのです。

最近爆発的にヒットした「君の名は」というアニメーション映画でも、大きな隕石が街を崩壊しましたが、その隕石は他の惑星の鉱物として地球にやってきています。
世界中、そして日本にも、隕石は過去にもたくさん落ちてきていますよね。
そして、その隕石には、植物の種子や菌類が含まれている可能性が高いことがわかってきています。
自然のものは、どんなにミクロでみても、誰がデザインしたのだろうとため息をつくほど、美しいデザインです。

反対に、人工物は、ミクロでみていくとどんどん単純化されます。

人間の60兆ともいわれる細胞の一つ一つも、複雑なとても美しい構造になっています。
そしてこの瞬感瞬感に、全く同じものを分裂して創り出しているのです。
どんなに科学が進んでも、人の細胞と全く同じものは作り出せませんし、人工的に自然の花びら一片を作ることさえ、未だにできません。

 

わたしたちは地球にやってきた宇宙人⁉︎ その症状は?

こんな仕事をしているからか、私の周りには、地球での転生の経験が浅い方々、もしくは、記憶が完全に消えていないと思われる方々が多く集まるようです。

• 理由がわからないけれど、生きにくいと感じている
• 自分の居場所はここじゃない気がする
• 本当の自分をさがす旅をずっと続けている
• どこだかわからないけど、早く元居た場所に還りたいと思っている
• 努力しても、うまくコミュニケーションがとれない
• 一人でいるのが好き

こんな風に日々感じている人は、地球人としての生き方を体験中なのでしょうが、これでは生きにくくてしょうがありませんね。
そして、発達障害という病名がつけられたりします。

こんな風に生きていくのは大変。だから、いま必要なのは、自分という宇宙を感じ、知り、理解し、自分と繋がることで、大宇宙と繋がりなおし、自分の天分を思い出すことです。

アプローチしやすいのは、「感覚の扉をひらく」ということ。

その具体的な方法を、次回からお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

ヒーリング・アーティスト 大田雅子