自分を好きになるには②—守護天使インドリエル—お母さんを探している?

自分を愛するために、努力など必要ありません。 自分がいかに自分を嫌ってきたかを知り、自分のためにできる限りのことをすることで、心が満たされてきます。

しかし、孤独を恐れる自分を嫌い、人の愛を求める自分を嫌い、人の愛にしがみつく自分を嫌い、愛されても不安しか感じられない自分が嫌いであるなら、その気持ちから逃げることはできません。

「もし、誰にも愛されなくなったら、私は一体どうなってしまうのだろう。私は、自分からも嫌われているのに、誰が私を救ってくれるのだろう」と思っているなら、その思いに区切りをつける時です。
この声の持ち主が自分であると認めることから始めていきましょう。

また、どんなに人に愛されても、愛されている気がしない人は、自分を相手に投影していないか、見てみる時です。
「私は私が大嫌い。だから、あの人もこんな私を好きなはずがない」と無意識に思っているかもしれません。

相手の愛を疑うということは、相手の愛に文句をつけ、投げ返していることと同じです。
そんなことをしていると、相手もめげてしまいますし、当の本人も、いつまでたっても、心の安定を得ることはできないのです。

 

母を求める旅に出ている?

どんなに愛されても安心できない方には、心の穴を塞いでくれる絶対的な愛が必要です。
その絶対的な愛は、ふつう子供の頃、お母さんからもらうことができます。

それをもらえなかった場合、お母さん代わりに自分を養育してもらえる人を探してしまいがちです。
が、なかなか、そのような人は現れません。

「大人になった自分を養育してくれる人は誰もいない」ということに気づかないまま、永遠にお母さんを探す旅に出てしまう人は多いのです。
途中で、「大人の私を娘として養ってくれる人などいないのだ」と気づいても、それを事実として受け入れられない人もいます。

お母さんを求める旅は、「心の穴を他人に埋めてもらおう」とするのをやめることで終わります。
自分の足で立とうとすれば、いくらでも立てるように、自分で心の穴を埋めようとすれば、いくらでもできることに気づくと、旅は終わるのです。
「私に養育者は必要ない」と受け入れられれば、旅はすぐに終わります。

自分を愛するために、努力など必要ありません。
自分がいかに自分を嫌ってきたかを知り、自分のためにできる限りのことをすることで、心が満たされてきます。
「自分が、自分に受け入れられている」という感覚を持てると、自分への信頼が生まれ、穏やかな気持ちになれます。
自分で自分を押し殺してきた時には味わえなかった安心感が訪れるのです。

 

自分を愛するワーク

では、お母さんの愛を感じるワークをしましょう。
まず、イメージの中で、お母さんになったつもりで、自分を抱っこし、キスしてください。
0歳から今日にいたるまでの自分を余すことなく抱きしめましょう。

自分の年の数だけ、このワークをしてください。
数分間、抱きしめただけでは、癒されない年齢の子もいるかもしれません。
何日もかけて、その年齢の子供の心が満たされたと感じるまで続けてください。
自分が、どんなに母に寄りかかり、守られていると信じたかったか、を感じられるでしょう

「もう愛なんて必要ない」と思っている人も、どうか、やってみてください。
人から奪ってばかりでは、いつか返さねばならない時が来るのです。
人から奪うのをやめ、自分で自分に与えていきましょう。
そして、与えることと、受け取ることのバランスを取るのです。

自分を好きになった分だけ、人もあなたを好きになるでしょう。

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