虹の中に住む
雨が上がる。
ふと顔を上げると空には虹がかかっていて、なんとも言えない嬉しさが心に沁み渡る。
見つけた時の、あの高揚感は一体どこからくるのでしょう。
虹は、偶然の産物。
太陽の光と雨が出会ったことで生まれる現象。
誰もがその現象に心躍らされる。
心の曇り。
傷ついて、悲しくなって、泣きたくなる。
涙は、心の動揺によって起こる現象。
生きている証。
泣いた後は、心がすっとして笑顔になれる。
私達は、いつも何かを待っているけれど。
心は、自分で虹色にすることが出来る。
思えば、いつだって。
だから、虹は私達の心の中にずっとあるのです。
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