~見えない存在に気づき始めた方へ。本当の事を教えてくれる人との関わり方~

すべての見えない存在はエネルギーでした。 それは現在生きている人の思いであったり、亡くなってしまった祖父母などの思いであったり、前世で生き抜いた人の思いであったり、その中には神様や自然のエネルギーもあります。

トリニティ読者のみなさまこんにちは。

1月になリ、風が冷たくて所によっては雪が降る、気候が厳しい季節に入りました。

雪がハラハラと落ちていく景色は、心の静けさを表しているようでもあり、
暖かい季節に向かうまでの心づもりを表しているように見えてきます。

さて今回は、私が以前教えて頂いていた、霊能者の先生のお話を書いてみたいと思います。
前回もその先生の話を書かせて頂きましたが、分かりにくい世界だからこそ、気をつけてほしい事があります。

 

先生との出会い

私がその先生と出会った時は、信じていたスピリチュアルな先生に裏切られたような思いでいたときでした。

けれども、霊的な感覚は信じており、本物と出会いたいと思っていた時でした。
その先生は、自分を霊能者だとは言いませんでしたが、やっておられた事はすべて霊的な事。

そして当時の私はそのことに興味津々でした。
その先生と出会ってまず最初に驚いた事は、自分のことを凄いとこれっぽっちも思っていないことでした。

そんな先生は、まず相談者の背中をみていきます。
そして何か訴えかけてくる霊があればその霊と対話します。

たいていの場合何か伝えたい事があって肩や腰など、その人の弱い部分を刺激して訴えてくるようです。
そしてその訴えてくる霊と対話し、理解して頂いたら帰る場所に帰って頂くというものです。

理解してかえって頂くと、本当に身体がすっきりとして気持ちも楽になります。
そして何かが分かったと言う感覚になる。
それを先生もとても楽しそうにやっておられました。

噂を聞きつけて遠方から来られる方が多くいらっしゃいました。

先生の施術をずっと見続けて来て、正直なところ最初のうちは何をやられているのかさっぱり分かりませんでした。
私には見えないし、聞こえないし、分からないし。けれど回を追うごとに、だんだんと身体が反応して分かるようになっていることに気づきました。

そして私に張り付いていた前世の人たちの思いが抜けたときは、世界がガラリと変わったように感じました。
そういう感覚を何度も味わいました。

けれどそのような感覚になって分かるようになったとしても、それはほんの一部分。
前世は何百年、何万年と繰り返されてきていると言う事を何度も言われました。
私たちは一人ではなく、様々な時代を生き抜いた人たちと共にいるという事。
だからこそこの感覚が分かるようになったからといって偉くなる訳ではないという事を何度も言われました。

本物と偽物のポイントは、きっとここにあるのだろうと思います。
先生は見えない世界が分かるようになって驕り高ぶると、偽物を見せられたり力を取られてしまう事があるとおっしゃっておられました。

だから偽物は、自分が本物だと証明するために高額料金を請求したり、物を買わせたりして脅して信じ込ませようとするのだなと思います。

最終的に分かったことは、霊というよりもエネルギーであると言う事でした。

すべての見えない存在はエネルギーでした。
それは現在生きている人の思いであったり、亡くなってしまった祖父母などの思いであったり、前世で生き抜いた人の思いであったり、その中には神様や自然のエネルギーもあります。

そばに肉体はなかったとしても、思いや感情はエネルギーとして残るものであると言う事。
そして私たちはそれらすべてと共存しているという事。

1年、また1年と年を取るごとに分かる事が増えていくように思います。

 

出会いを大事にして

先生との出会いを大事にして、もっといろんな為になることを事を伝えていけるようになれたらと思います。

遅くなりましたが、今年もどうそよろしくお願いいたします。

 

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