マクロビオティック離乳食を少し取り入れてみる~お母さん愛情たっぷりの手作り料理~

マクロビと聞くと、少し難しそうなイメージが大きいですが、母親の愛情たっぷり手作り料理に勝るものはありません。

ただいま、自然派育児を実践中。

出産準備クラスを受けた時、講師の女性は妊産婦、出産、産後の育児、栄養学などいくつもの資格を持っていました。
クラスでは、出産前、出産時、産後、乳幼児食について、一通りのレクチャーがあり、離乳食については、アレルギーの可能性のあるものはしばらくは避けるというもの。
それは日本も同じですが、その中に、大豆・大豆製品も含まれていました。

え!日本だったら、ある程度月齢が進んでくれば豆腐やうどん、って使ってるけど……と思いつつ、アメリカの子供達のアレルギー事情からそうなのね、と説明を聞いて納得。
とにかく、最近の乳幼児はアメリカでもアレルギー反応が出る子がとても増えているそうです。
それは日本も同じですね。

 

日本と外国の離乳食の違いとは……。

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しかし、お店に並ぶ沢山の離乳食品。
以前それらを購入して調べたことがありますが、アメリカってマカロニチーズやチキン、ターキーを使ったものが多いのです。

購入して調べたのは、数年前マクロビオティックのプログラムの中でプレゼンテーションを行う為。
「マクロビオティック離乳食」をテーマに選んでいたので、そのため、離乳食についてマクロビオティックの視点からリサーチしたのです。

当時は子供もいなかったので、自分の体験は全く無し。
ということで、子供がいる友人達を頼って離乳食リサーチ。
友人が紹介してくれたママさんの中には、毎日の離乳食を事細かくブログに書いている方もいて、とても参考になりました。

ママさん達の離乳食メニューは見ているだけで、子供達のことを考え愛情いっぱいに作っていると感じ、忙しい毎日の中で離乳食を手作りされているママさん達に感服していました。

 

愛する子供の健康を考えて

しかし、それだけではいけない。
学校での発表なので、マクロビオティック目線で見直す必要があります。
レポートについては、その内容に誤りが無いか、何か見落としている事はないか先生に相談しながら作成。

離乳食メニューとそれぞれのお母さんの話から気づいた事が多く、レポート作成に役立ちました。
一例として、季節にあった食材を使っていないこと。
真冬にトマトを食べさせる。トマトは夏の食材です。
子供が食べない、口から吐き出す。
トマトの酸っぱさが子供の舌には合わなかったのかもしれません。
ですが、季節のものではないので、どうしてもトマトを食べさせる場合、火を通し、
じっくりとおかゆとして煮込むなどの工夫が必要になります。

たんぱく質のためにと毎日のように与えている鶏肉。
量は少ないとしても、それを大人に置き換えた時、大人が毎日、朝昼晩と鶏肉を食べませんよね。

子供の身体って正直だなあ、と実感。
そうですよね、赤ちゃんって、身体も私たち大人に比べピュアだし、何を欲しているのかをはっきりと見せてくれる。

 

マクロビオティック離乳食活用法

さて、いざ私が娘のために始めた離乳食。
それらの学んだ経験を元に、季節や土地の気候、娘の体調を見つつ、食べる様子を見つつ、娘がどういう反応を示すのかにも興味を持ちつつ、半ばマクロビオティック離乳食実験のような気持ちでしたが、いざ始めてみると、マクロビオティックの理論は頭でわかっていても、子供相手に予想外なことは幾らでも起こる
これも経験だ〜勉強だ〜実践だ〜!とニュートラルな気持ちで取り組んでいます。
何より楽しむことが大事。

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私は、店頭に並ぶ離乳食品を否定していません。
それらについても上手く活用することで、忙しくされるママさんの上手な時間活用の為にも、また、育児ストレスの軽減にもなります。

しかし、母親の愛情たっぷり手作り料理に勝るもの無し。上手く利用したいものですね。

マクロビオティック離乳食というと厳格な料理法のように感じる方もあるかもしれませんが、
決してそうではなく(身体の症状によってはそうするべき必要のあるお子さんもいますが)マクロビオティックの陰陽五行を少し知っておくと育児にとても活用できます。

興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

 

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