言葉のままに思いが叶う事任八幡宮

全ては自分を確立させるための自分の世界でありながら、あなたは一般的なものに流されてそこに居座り居心地の悪さを感じ、神に会うため神社仏閣に足を向ける。

一般人卒業レポートを少しお休み今回は神社ツアーのご紹介です。

静岡県掛川市にある事任八幡宮。神社の名前の通りことのまま願いがかなう神社です。御祭神は己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)。言葉を使って真実を取り結ぶ神様。言霊の神社です。己等乃麻知比売命を祭る神社は全国でもここだけです。

己等乃麻知比売命は、ことは「事」また「言」の意味もあり、古くは麻知ではなく真知乃神と呼ばれ、真実を知る神言の葉で事を取り結ぶ神様として言の葉を通して余の人々に籠を与えることよしさの神として敬われていたそうです。

全国でもここにしか祀られていない神様で、他の神様が己等乃麻知比売命に願いを伝えに来るとまで言われています。

鳥居までドームのように覆いかぶさる御神木の楠の枝はまるで屋根のように敷地全体を包み込むように広がっています。5月下旬でしたが、その日の気温は最高気温28.3度の夏日。鳥居をくぐり、境内に入るとその木漏れ日と穏やかな風が心地よくまるで別世界のようでした。
御神木を見上げるとそこには大きな穴が開いて耳の形をしています。大きな御神木は触れることもできます。御神木に触れることで、余計な気を払い浄化してくれます。

木

 

「鳥居から足を一歩踏み入れたら、気を付けてください。ここからあなたが言葉にすること思うこと全てが叶います。」

そんな囁きは神様の声だったのか大きな耳をすませて聞いている御神木の楠からだったのかは分かりませんでしたが、神様の御前に邪心を払い敬虔な態度でお参りをします。
邪心さえもそのまま叶えてくださる神様です。
本殿前で参拝をすると耳元で「そうなりますよ」とやわらかな声を感じます。己等乃麻知比売命はとても、かわいらしく優しい雰囲気の神様で、参拝者のすぐ横に立ち、小さくほほ笑んでいるようで、「あなたの言うとおり」と優しく願いを後押ししてくださいます。

社務所に白い紙が置かれています。その名も「福の神」福の神を手に道を挟んで少し上がった奥の宮まで向かいます。(徒歩10分程度)
高低差のある階段が続き普段の運動不足の解消になります。上がりきった先には緑深く小さな社が在ります。
奥の宮に敷き詰められた白い小石を三つ福の神で磨きます。
一つ目は神様を思って
二つ目はみんなのことを思って
三つ目は自分のことを思って
一つ一つ磨きます。

お社

 

磨き終わると(以下太字神様より)
「今磨いた石をよく見てごらんなさい。どんな石を選んだの? どれだけ磨いたの? どんな感情が出てきたの?」と問いかけられます。
何も考えずに選び出した石は、一つ目は磨きやすそうな凹凸の少ない石。二つ目は少し大きめの石。三つ目はめんどくさくなったのか、小さめの石でした。