プリンセス・ヒーローレッスン 
母の呪縛を解き放つ~一般人卒業レポート~

男の子はみんなマザコンです。 程度の違えさえあれみなマザコン。 ヒーローがヒーローになるためにはこのマザコンを脱却しなければいけません。

前回のプリンセスレッスンに続き。
なぜ、自分は拗ねたプリンセスになってしまったのでしょう?

理由はそれぞれですが、プリンスにとって最も近い存在の敵は継母、プリンセスストーリーの中でシンデレラも白雪姫もプリンセスたちは実母よりも継母に育てられていることが多いです。
これは、継母に限らず、実母でも同じ、むしろ実母だからこそたちが悪い。

 

母性とは、無条件に愛するという能力です。

それに対して父性は条件付きの愛情。
今の時代でどれだけの母親が無条件の愛を子供たちに与えているでしょうか?

子供たちはまず、愛を中心に生まれてきました。
女の子は愛されるため、男の子は愛するために。その最初の対象は、母親です。

母親は自分を愛したいと感じたときに女の子を生み、自分が愛されたいと感じたときに男の子を生みます。

自分を愛したい母親のカルマを背負った女の子は、母とは違う形でそのカルマに立ち向かいます。
よく男の子は母親になつき、女の子は父親になつくとよく言われていますが、無条件で母親を愛する男の子は、母親にとってもっともかわいい存在。生まれながらに女性性全開の女の子は難しい存在に見えます。母のカルマを背負った女の子は逆に父親には最良の妻の素直な感情だけを出す女の子がかわいく見えるのです。

そして、子供はどちらにせよ愛されなければ自分の生命も危うくなる存在。
母親からの愛情が途絶えることは自分の死に匹敵します。
子供ながらに母親から愛されるように努力していくのです。

無条件に愛を与えられる母親だけが母親になれるわけではなく、子供を出産すれば何の資格も必要なく母親になることができます。
母親が条件付きの愛情を子供に与えることにより、感情共有能力の高い子供たちは母親の愛の形、幸せの形に合わせて自己を形成していきます。

それは、毎瞬毎瞬刷り込まれていくように、知らず知らずに母の幸せの形を自分のものとして受け入れていくのです。

 

ここからが問題です。

思春期に入り、母子の中に少しずつ、私と母は別のものという感情が生まれます。
ここで、それを互いに受け入れられる状況であるなら問題ないのですが、ここでもまた、母の感情を自分のものとして飲み込んでしまうことが、悲劇の始まりです。

母の幸せと私の幸せの形は違う。母と同じ道を辿ることでは、娘が担った母のカルマは解消せずにまた次の世代に持ち越されてしまうのです。

母の幸せの形に合わせることで自分の感情を無視する。
これによって傷ついたインナーチャイルドの出来上がりということになります。

母の幸せの形はそれぞれで、ダメな父親またはいつも忙しそうで疲れ切った母、どう見ても幸せには見えませんが、これも母の幸せの形の一つです。

母親と自分の幸せの形は違う。
そしてそれを自分が受け入れることによってプリンセスである自分自身を愛する。
あなたが母親の幸せの形をまねなくてもいい。
既に母は幸せであるということを自分が知っていればいい。
そうなることで、心残りなく自分の幸せの形を求めることにブレーキをかけることがなくなります。同じ形に添うという事も愛情を与えるという行為です。

これは、母に対してであり、自分に対してではないので、とことん自分に合わせましょう。
与える側ではなく受け取る側であること。
受け取るためには与えようとせずに、自分の願うこと、素直に願う。

こんな私なんて、どうせ私なんか、または罪悪感を感じるものすべての基準は愛されるために培った母の感情を自分のものとしたときに生まれる感情です。
そして、その罪悪感は全く意味を持ちません。

ヒーロー願望のある男の子。
男の子はみんなマザコンです。
程度の違えさえあれみなマザコン。
ヒーローがヒーローになるためにはこのマザコンを脱却しなければいけません。

マザコンである以上与える喜びよりも受け取る喜びを重視している状態です。
ヒーローになるという事は与える喜びを知ること。
与えるにはどうしたらよいのでしょうか?

なんでもかんでも与えればいいという事ではなく、プリンセスが求めたものを与える。
そのためにはプリンセスが求めなければいけないのです。

プリンセスが与える側に回っている以上はヒーローの出番がありません。
せっかく囚われの身でヒーローが助けに行こうとも、プリンセスがドラゴンをなぎ倒して自力で城に戻ってきてはいけないのです。
プリンセスの要求を満たすことでヒーローが誕生します。
プリンセスにとってもヒーローにとってもラスボスは母親です。

 

母親の呪縛の解消法。

プリンセス
自分のしてほしかったことを人にするのではなく自分にすること。
母の幸せの形と私の幸せの形は同じではないということを認めること(諦めること)。

ヒーロー
与えられる事よりも与えることの喜びを知ること
母親への愛情はどんな女性でも勝つことはできない。
ただし、自分をヒーローにしてくれるのは女性であり母親ではないことを知ること。

 

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