恋人はいないけど早く結婚したい? 恋愛と結婚の違いを理解してますか?

「恋すること」は独りでも出来るものですが 「愛すること」は互いの欠点を赦し、補い合いながら、二人三脚で育てるもの。

「恋人はいないけど早く結婚したいんです!」

そんな事を相談に来る方がたまにいらっしゃいます。

恋愛をすっとばして結婚を望む……
そんな愚かな行為はありません。

「結婚」と「恋愛」の違い。
意外と理解していない方が多いようです。

【恋愛】 とはお互いに刺激を与えあい、価値観を共有しながら、
相手を知る喜びを確かめあう期間。

【結婚】 とは良いところも悪いところも含めて
相手を受け入れ、互いに(生涯)思いやりを重ね合わせる期間。

ではないでしょうか?

だからこそ昔から「結婚生活は甘くない」と言われるのです。

「恋」は一方通行でも出来るものですが
「愛」とはお互いに育む気持ちが不可欠です。

「もっと◯◯してほしい……」という自分主体な考えは恋に恋する状態。
相手の至らない部分も含めて、愛おしいと感じ、赦し、受け入れる
心が「愛」と呼べるものなのです。

そのことを理解せぬまま「とりあえず結婚したい」などと考えてる女性は
パートナーを見つけたとしても高確率で破局へまっしぐらです。

日本の40代女性の半分が夫との離婚を考えた事があるとの統計も出ており、
実際、2分に1組のペースで夫婦の離婚が成立していると言われています。

かのアインシュタインは言いました。

男は結婚するとき、女が変わらない事を望む。
女は結婚するとき、男が変わる事を望む。
お互いに失望することは不可避だ。と。

 

結婚生活に突入すると恋愛期間よりも相手に求める部分は
必然的に多くなるものです。

旦那なんだからこれくらいして欲しい……
妻なんだからこれくらいして当然……
お前は母親なんだから子供の面倒は……
などなど。

思いやりのない結婚生活はお互いに傷つけあうだけの地獄となります。

『恋人の時は良かったのに……』
多くの女性からこの言葉を耳にしますが、パートナーが貴女を精神的にも
支えてくれる男性か、貴女を心から思いやる事が出来る男性かどうかを、
恋愛期間中にしっかりと見極めなかった女性にも原因があるでしょう。

それを怠った結果、恋愛期間には許せた事も結婚してからは許せなくなっていく。
夫を許せない心はいつしか諦めへと変わり、旦那に向けられぬ愛は子供への
執着へと変わり、必要以上に我が子に依存する母親を作り出すことに繋がります。

または心安らげる場所を求める心が、時に優しく声をかけてくれる異性へと移り、
新たな火種を生み出していくことも珍しくはありません。

それらは全て、夫婦がお互いに向き合わなくなった事が原因なのです。

この人を逃したら婚期が遅れそう……
彼はこんな私でも愛してくれるから……

そんな理由で結婚を決める事も「不幸への片道切符」です。

だからこそ……恋愛期間中に、恋人を盲目に受け入れたり、妥協をせず、
しっかりと相手の言動を見極め、嫌な事はしっかりと嫌だと伝えて、
それを改善しあえるパートナーかを見極める事が大切です。

女性が幸せな結婚生活を送れるかどうか。
それはパートナーの財産やルックスなどでは決してなく、
二人がどれだけお互いを認め、歩みよる努力が出来るかに懸かってます。

「この人が寝たきりになっても私が生涯を懸けて支えてあげるんだ!」
そう思えるくらいの覚悟が無いのなら「結婚」に軽々しく踏み込むべきではありません。

「恋すること」は独りでも出来るものですが
「愛すること」は互いの欠点を赦し、補い合いながら、二人三脚で育てるもの。
そのことを忘れないように「結婚」に向けての準備をしましょうね。

スピリチュアル・リーダー クロ戌

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https://www.el-aura.com/writer/kuroinu/?c=142227