身体がもっと元氣になる! パワーフード『蕎麦』

蕎麦のお供に レモン、すだち、シークワーサーを絞ることでさらに抗酸化効果も高く 美白効果が期待でき コラーゲンも生成するのでハリのある 美肌をつくります。

蕎麦は穀物として分類されていますが
他の穀物とは違い
イネ科ではなくタデ科です。

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蕎麦に含まれる「ルチン」は
聞いたことがあると思いますが、

毛細血管を丈夫にする働きがある
「ビタミンP」の一種で

脳溢血や出血、
凍傷の治療に使われる成分なのです。

生活習慣病予防にも役立ち、
ポリフェノールの一種で
抗酸化作用があります。

活性酸素を除去する働きがあり、
血管を丈夫にしたり
血流を良くしたり
血中のコレステロールを下げたり
動脈硬化の予防をし、
脳の記憶細胞を活性化するとも
言われています。

血行不良によって起こる
○肩凝り
○冷え性
○内臓の働きが悪い
などの症状も改善する効果が
期待できるため、

腸や内臓の働きがスムーズになり
健康促進効果や
美肌効果があるのです。

美肌には欠かせない
ビタミンCがルチンと相性が
良いために

蕎麦のお供に
レモン、すだち、シークワーサーを絞ることでさらに抗酸化効果も高く
美白効果が期待でき
コラーゲンも生成するのでハリのある
美肌をつくります。

蕎麦と柑橘類の組み合わせは
アンチエイジングフードとして
美容と健康には欠かせない
スーパーフードです。

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そして、
蕎麦には麻の実と同様、
バランスのとれた
良質なたんぱく質(アミノ酸群)が
含まれていて動物性たんぱく質に
引けを取りません。

日頃から蕎麦を積極的に食べることで
筋肉を作るためのたんぱく質も摂取できて代謝をあげ、
脂肪を燃焼したり
カロリーを消費する身体が
作られます。

写真①

 

「蕎麦が身体に良いのはわかるけど
毎日お蕎麦屋さんに行ってたら
お金がかかるし
家庭で蕎麦を作るなんて難しい」

っていう声が聞こえてきそうですね。

蕎麦は、蕎麦切りだけではなく、
蕎麦粉や、蕎麦の実を毎日の料理に
ぜひ取り入れてみてくださいね。

例えば、
蕎麦がき
蕎麦の実スープ
蕎麦の実餃子
蕎麦の実サラダ
蕎麦粉ガレット
蕎麦粉入パンケーキ
蕎麦スイーツなどなど。

どんな蕎麦もありますが、
国内産の質のいい蕎麦粉を
オススメいたします。

写真②

 

それから蕎麦は
ビタミンB群が豊富で
そのひとつである「コリン」
肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ効果が
あるといわれています。

「ビタミンB1」
体力の低下・イライラ・食欲不振の
解消効果があり
疲労回復ビタミンともいわれている

「ビタミンB2」には
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。

このように
蕎麦には素晴らしい効能が
たくさんあるので
毎日の食卓に取り入れて
さらなる美容や健康促進に
役立てたいですね。

写真③

 

そして大切なことをもう一つ。
蕎麦を食べたあとには
蕎麦湯を必ず飲んでくださいね。
蕎麦湯とは、
蕎麦を茹でたお湯のことです。

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蕎麦に含まれているビタミンは
水溶性のビタミンのため
蕎麦を茹でた時に蕎麦の成分が
お湯に溶けるので、
蕎麦を食べたあとには
蕎麦湯を飲んで栄養素をすべて
取り込めて、お腹が温まるのです。

元々蕎麦湯は
信州での風習で、
蕎麦湯を飲むと胃腸が元気になると
言われていました。

次回の記事は
「身近な食材で風邪のお手当て」
です。

 

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