本当はナイショにしたい! 自分の過去生が自分でわかってしまう秘密のテクニック ~Part3~

何気ない旅を通して、自分の過去生からのメッセージを受け取ってみませんか。

【誰にでもある魂の故郷(ふるさと)】

前回の記事で、夢には種類があり、その内容から自分の過去生が自分でわかってしまうという事をお伝えしましたね。今回は、別の角度から過去生を探る事ができる秘密のテクニックをご説明しましょう。

人には魂の故郷と言われる場所があります。自分の魂がそこの土地のエネルギーを感じただけで、まるで子宮の中にいるような安心感が感じられ、今ここに存在する事への自信に包まれるところです。(肉体を卒業して霊の世界に旅立った後、「魂の故郷に戻る」と言われる事もありますが、ここではあくまでも地上での魂の故郷を扱っていきます。)

それは、繰り返す過去生の中でも、幸せな時間、例えば、暖かな家族、やりがいのある仕事、平和で満足のいく人生を送った事のある場所です。これは一つとは限りません。いくつも存在するはずです。

それでは、もっと具体的にあなたにとってどこの土地が魂の故郷であったのかを探っていきましょう。

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【あなたの魂の故郷を探る】

今まで旅行や出張先に行き、初めて訪れたはずなのに、どこか懐かしい、パワーが上がる場所はありませんでしたか? そこはあなたの魂の故郷である可能性が高いのです。

例えば、ハワイ、スペイン、台湾、京都、沖縄……。あげればきりがありませんね。

反対にこんな事もありませんでしたか?

「○○島ってすごいよ! 神様が住んでいる気がする。絶対行った方が良い!」
と、友人から感動のエピソードを何度も何度も聞かされて重い腰を上げたり、

旅行会社の広告で
「天国に一番近い島」
「世界で一番美しい街」
なんてキャッチフレーズに魅かれて旅に出たとしましょう。

ところが、実際に行ってみると、自分はそこまで感動しないという事もあったはずです。

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なぜならば、それぞれ人は感覚も過去生も違うからなのです。
他人は関係なく、行ってみて自分自身がどう感じるかが大切なのです。

輝く太陽、白い砂浜、寄せては返す波の音……、それはそれで素敵だけれども、なぜか香港の人混みと蒸し上がった食べ物の香り、ロンドンの曇り空、スイスの雪景色の方がしっくりくるかもしれません。

もしくは、同じような南の島、同じような歴史のある街並みでも、メジャーではないある特定の国や場所が自分には性に合うなんて事は良くある話しなのです。

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【魂の記憶は知っている】

私自身も過去にインドへ行く途中の経由地、夜のスリランカを訪れた時に急にそれが襲ってきました。宿泊先のホテルまでの乗車中、ライトアップした石像、庶民的な夜のマーケットの賑わい、目に映るもの全てに理由もなく心が躍りました。それは、それまでの人生で味わった事がない強い、強い高揚感でした。

また、10年くらい前でしょうか。初めてウィーンを訪れた時は、内臓の底から感情があふれ出し、何が起きているのかわからず戸惑うという体験をしました。それこそ、愛しい、悲しい、嬉しい、くやしい等、過去生の人生ドラマの中で感じた感情が走馬灯のように次から次へと流れてその場に崩れこんで嗚咽しそうになりました。そして、とある教会の中に入ってみると、信じられないくらい自分が守られているという感覚、なぜか理由のない自信が生まれてきたのです。

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ここで、その土地が自分にとって魂の故郷であるかどうかチェックしてみましょう。

・初めて訪れたのに、なつかしい。

・文化が違うのに違和感がない。

・その土地から帰りたくない、戻りたくないと感じる。

・その土地にいるだけで、楽しくなる、ワクワクする。

・その土地にいるだけで、安らぎを感じる。

・心の深いところから、感情が溢れ出そうになる。

・危険に遭遇しそうになっても、なぜか助けられる。

3個以上あてはまれば、ほぼ間違いないでしょう。

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【さあ、旅に出てみましょう】

もし、まだピンと来る場所に出会っていないというのであれば、国内でも海外でも可能な限り旅に出てみましょう。お仕事が忙しくて休日がとれないというあなたならば、本屋さんに寄って、旅行ガイドや世界の写真集をめくりながらイメージを広げると良いですね。何となく気になる場所があれば、お部屋にポスターを貼ったり、オフィスのパソコンのトップ画像にしてみると良いですね。

過去生がわかってしまう魂の故郷への旅。その土地に行くと、生きるエネルギーがパワーアップします。それは、過去の人生で味わった幸福感を細胞が思い出すからです。
たとえ、今、人生がうまくいってないと感じていたとしても、「たくさん経験してたくさん感動するために生まれ変わっている」という魂の記憶を体が教えてくれるのかもしれませんね。
可愛い子には旅をさせろと言いますが、大切な自分にたくさん旅をさせてあげましょう。

 

《城田幸林さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/shirota-kourin/?c=115285