Kitchen Magic第五弾! お料理の素材と味で体を整えるミラクルクッキング

夏場は、人間の体は「熱」をもった状態になりがちです。そんなときは、「寒性」の食品を積極的にとることで、その熱を治めることができるわけです。このとき、「注意する点」としては、普段の自分が「熱性」なのか、「寒性」なのかを知っておくことが大切です。
Kitchen Magic第五弾! お料理の素材と味で体を整えるミラクルクッキング

【暑さに対抗するお料理を作ろう】

今までのKitchen Magicは、「エネルギーワークが主体」で料理がおまけてきなものが多かったのですが、今回は「料理が主体」となるものを紹介しましょう。

暑い日が続いています。「これだけ暑いと食欲もなくなる」という方も多いかも知れません。中国に伝わる「薬膳」では、現在の体の状態を「熱」「寒」という状態にわけて、そのバランスを取るようにすることが、健康回復に繋がると考えています。「陰陽五行思想」の発祥国らしい発想ですが、さらに、食品の味を五行に分類し、どれを食べると、どんな症状に対応しているかということも考えられています。

【夏は体が「熱」をもつ】

夏場は、人間の体は「熱」をもった状態になりがちです。そんなときは、「寒性」の食品を積極的にとることで、その熱を治めることができるわけです。このとき、「注意する点」としては、普段の自分が「熱性」なのか、「寒性」なのかを知っておくこと。基本的に寒性の人が、気温のせいで熱が発生したからといって、寒性食品ばかりを食べていると、「バランスを崩してしまう」ことになります。

【あなたは熱性? 寒性?】

ということで、まずは自分がどちらの状態なのかを知りましょう。夏場ではなく、「普段の平均的な状態をベース」にして、次のチェックテストを行ってみて下さい。

・喉が良く渇く
・喉が渇きにくい

・冷たい飲み物が好き
・温かい飲み物が好き

・汗っかきである
・汗をかきにくい

・顔が赤みがかっている
・顔が白っぽい
Aが多ければ「熱性体質」であり、Bが多ければ「寒性体質」ということになります。これは別にどちらがいいとか、悪いとかいうものではなく、自分のバランスがどちらに偏っているかを知るものです。AとBが同数の方は比較的陰陽のバランスが取れているということになります。

【体の熱を取る方法】

夏になると、気温という外部的な影響から、誰もが「熱性」になりやすいので、そういった時に熱性体質の方は、「寒性食品」を食べて、寒性体質の人はそれよりも、少し弱い「涼性食品」を取るようにしましょう。ちなみに、これをまったく反対にすることで、冬に暖かさを得ることも可能です。

【どんな食品を食べたらいいの?】

それでは、どんな食品が寒性なのか、涼性なのか、例をあげていくつか紹介しましょう。

・寒性食品
小麦、白砂糖、豆腐、スイカ、柿、タケノコ

・涼性食品
梨、スモモ、ザクロ、バナナ、イチゴ、大根

・温性食品
酢、牛肉、イカ、エビ、梅、桃、クルミ、ニンジン、ニンニク、ニラ

・熱性食品
蒸留酒、羊肉

このようにみてくると、夏場にスイカを食べるというのは、「体を冷やす」という意味では非常に「理にかなっている」ということがわかります。これらの要素に、さらに食品の味も考慮していきます。

【味にも意味がある!】

味は五行では、それぞれ次のように分類されます。

甘味…土気…黄色…強壮作用…胃の機能低下改善
苦味…火気…赤色…清熱作用…二日酔い改善
酸味…木気…青色…収斂作用…体のだるさ改善
辛味…金気…白色…発散作用…ストレス解消
鹹味…水気…黒色…収斂作用…体をしゃきっとさせる

最後の「鹹味」というのは、日本ではあまり使われませんが、「塩」や「醤油」といった塩辛いものがイメージとしては近くなります。

状況によって、こうした食材と味を組み合わせてお料理をすることで、普通に作ったものに比べて、より「体にいい影響を与える」ようなものができるわけです。最後に、ひとつ、この理論を元にした「夏に向けのレシピ」を紹介しましょう。

【梨ゼリーを作る】

■材料
梨 1個
蜂蜜 大さじ3~5
※より体を冷やしたい人は白砂糖 大さじ3~5
水 200CC
ゼラチン 5g

梨は皮をむいて、適当な大きさに切ります。あまり大きいと食感が悪いので、一口大に切っておくといいでしょう。梨を切ったら、水と一緒に鍋にいれて沸騰したら蜂蜜、もしくは砂糖を入れてよく混ぜます。

混ぜている間に、ゼラチンを分量外のお湯でしっかりと溶かしておきましょう。次に溶かしたゼラチンを鍋にいれて、しっかりとかき混ぜて完全に溶かします。完全にゼラチンが溶けたならば鍋の火を止めます。このときに、溶けた液体が「黄色に輝く」ところをイメージしましょう。イメージが出来たならば、器に移してから、冷蔵庫でしっかりと冷やして完成です。

梨は「涼性食品」ですので、寒性体質の人でも蜂蜜を使えば、夏場の熱をとるためにぴったりです。もともと、熱性体質の人の場合は「白砂糖を使って、より体を冷やす」ようにしましょう。また、このゼリーは「甘味」がメインですので、その強壮効果をパワーアップさせるために、最後に「土気を象徴する黄色のエネルギーをチャージ」しています。これによって、熱を取るだけでなく、夏ばて対策、また、夏には低下しがちの「胃の機能を活性化させる」こともできるわけです。

これは、あくまでも一例ですので、参考にして、皆さんだけのオリジナルでマジカルなミラクルクッキングを行ってみて下さいね♪

Cook according to the constitution.
Magic cuisine of Yin-Yang and the five elements.