子宮内膜症の視点から考える、使い捨てナプキンと布ナプキンのお話

本当に酷い子宮内膜症の場合は手術することもあるらしいですし、子宮内膜症だけでなく子宮筋腫やその他の病気でも生理痛が酷くなることもあるので、生理痛が酷い場合は迷わず産婦人科への受診をお勧めします。

こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
「子宮内膜症」という病気はご存知でしょうか?

最近増えてきた病気で、赤ちゃんを妊娠する時にベッドになる子宮の内膜が子宮の中だけでなく、大腸や卵巣にも出来てしまう病気です。

何が困るかというと……生理時に子宮の内膜と同時に大腸や卵巣にも出来る内膜が同時にはがれてきて、多量の出血とかなりの痛みを引き起こすことなんです……それこそ、手術後や抜糸の痛みよりも強い痛みです。

kinaも子宮内膜症にかかっておりまして、生理時には結構辛い状況になります。
今回はその子宮内膜症と市販の使い捨てナプキンやタンポン、布ナプキンに関するお話です。
お食事中と前後の方は後で見て下さいね。

 

子宮内膜症の原因はダイオキシン⁉︎ ニュージーランドから届いた論文で名指しされていたある「もの」とは?

子宮内膜症の原因は環境ホルモンのダイオキシンではないか? というまことしやかな説があります。
最初「ダイオキシンで子宮内膜症? うちの側にはゴミ焼却場もないし、そんなバカな話があるかい」と思っていたんです。

ところが、kina自身が子宮内膜症の治療から1年後に布ナプキンを利用し始めて1年が経過し、たまたま子宮内膜症の診察もした時に……子宮内膜症の症状として発生していた子宮後屈が治っていたんですよね。
変えたものがあったとしたら、布ナプキンを使い始めたことだけです。

そんなわけで「子宮内膜症の原因はダイオキシン説」に興味を持ちだして調べてみたところ、使い捨てナプキンやタンポンに含まれる物質が化学反応を起こしてダイオキシンを発生させているのではないか、それが子宮内膜症を誘発しているのではないか、ということでした。

具体的に商品名は明記しませんが、布ナプ先進国のニュージーランドから布ナプキンに関する資料を取り寄せたことがありまして、全文英文で読めなかったのですが、あるアメリカの企業が出しているタンポンが名指しで「あれは危険」と書かれていたものがありました。
その商品ですが、kinaも以前使っていたものだったんですよね……。

なお、kinaは10月に唾石症という病気で入院した時に早く生理が来たのですが、想定外だったために使い捨てナプキンを数年ぶりに慌てて購入して利用したのですが……その時は生理痛の痛みで薬を利用しているにも関わらず、嘔吐までしています。
その前後で嘔吐するくらい酷い生理痛にはなっていないんですけどね……。

 

使うと毒を出す布ナプキンもある⁉︎ そして排出された毒はどこへ行って、どうなるのかというと……

そういうわけで、布ナプキンには長年お世話になっておりまして、最近は利用するメーカーはある程度固定されていますが、以前は色々使っていたものです^_^;

中には「排毒」(体内の毒を子宮の内膜と共に排出する)をメインに考えた、シルクを薬効のある草や木で染めた布ナプキンもありまして、それを使ったら確かに生理痛が楽になったことが多かったです。

そして、そのシルクの布ナプキンが傷んできたら、使っても生理痛が楽になることがなかったように思います。
「生理は女性の毒を排出する仕組みがある」と言われていますが、シルクの布ナプキンを使っていると、その話があながち間違っていないんじゃないかな? と思ったりします。

生理の時には女性の身体から毒が出るのですが、その毒がどうなるのか……と言いますと、これがまた凄い仕組みだと思うのですが、地中に入ることで植物などの栄養になります。
自然には、何一つ無駄がないんだと、布ナプキンから改めて地球の循環システムに思いを馳せたりします。

 

子宮内膜症の治療は色々あります。酷い生理痛は迷わず病院へ行きましょう!

布ナプキンはエコロジーと密接なつながりがあると思うんですが、実はここまで「エコ」という言葉を使わずに布ナプキンを紹介してしまいました^_^;
さて、最後に子宮内膜症ですが、治療法は色々あるそうです。

酷い子宮内膜症なら、薬を使って擬似的に更年期の症状を作り出すことで生理を一旦止めることで改善されるそうですし、軽いものなら痛み止めの薬を使うことで多量の出血を緩和し、その結果生理痛も改善に向かうそうです。

実は子宮内膜症の一番の薬は……「妊娠・出産すること」みたいです。

本当に酷い子宮内膜症の場合は手術することもあるらしいですし、子宮内膜症だけでなく子宮筋腫やその他の病気でも生理痛が酷くなることもあるので、生理痛が酷い場合は迷わず産婦人科への受診をお勧めします。

生理痛が酷くても、女性の中でも「気のせいじゃないの?」みたいに思われることがあって、そういうのも辛いのですが、産婦人科のお医者さんは男性でも「これは痛いわ〜」と痛みと辛さを認めてくれまして、それだけも気持ち的に楽になれると思います。

 

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