年末のお掃除はエコに♪〜地球に負担が少ない洗剤あれこれ

塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を一緒に使うのは禁忌です。ゆめ一緒に使わないようにしてください。

こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
12月に入りまして、大掃除に頭を悩ましている方もいらっしゃるかと思います。
中には「市販の洗剤が地球を汚すから苦手」だけでなくてkinaのように「普通の洗剤の匂いがどうも好きになれない」という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方のために、地球に負担が少なくて汚れを落とせ、なおかつ1種類で色々使いまわせる(ぉぃ)アイテムのご紹介です^_^;

 

クレンザーに、匂い消しに、お洗濯に……お風呂と食品にも⁉︎ ひとつあれば色々使いまわせる重曹の底力

「1種類で色々使いまわせるもの」としての筆頭候補はやっぱり重曹でしょうか。
食品レベルで使えるものは「ふくらし粉(ベーキングソーダ)」として皆様のお口に入れられるくらい安全性が高いので、お子さんがいるご家庭でも安心して利用できると思う重曹ですが、洗濯に入れるとお水をゆるやかなアルカリ性にすることで洗剤の洗浄力を高め、洗濯物をふっくらとさせてくれますし、靴箱や冷蔵庫の匂い消しにも使えます。

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また、クレンザー代わりにスポンジにつけて茶渋をこすると茶渋が取れますし、洗剤代わりにお水やお湯に溶かして、拭き掃除に使うなんてことも出来たりします。
重曹はアルカリ性なので酸性の汚れである手垢の汚れを落としやすくするんですよね。

意外なところでは、重曹をお風呂に入れるとお肌がつるつるになります(*^^*)。
もちろん、重曹入りのお風呂の残り湯を洗濯に使うことも可能……どころか、普通のお水より汚れ落ちが良くなりますよ。

なお、重曹は工業用と食用に別れておりまして、食用をお掃除に使うことは可能ですが、工業用の重曹は食用としては利用できません
その点、ゆめお間違えのないように。

 

酸素系漂白剤が1本あったらできること:排水口と洗濯槽のお掃除と綿製品の煮洗い

洗剤の中で臭いが気になるものの筆頭が「塩素系漂白剤」ではないかと思います。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では安全性を考えて、塩素系漂白剤より酸素系漂白剤を使うことを選ぶ方が多いかもしれませんね。
かといって酸素系漂白剤は汚れ落ちが悪い……と思われるかもしれませんが、酸素系漂白剤を使うコツは「ぬるま湯を使うこと」です。
ぬるま湯を使うことで汚れ落ちがぐんと良くなります。

酸素系漂白剤は「衣類や食器、布巾の漂白」に使えるだけのアイテムではございません。
利用量は多くなりますが、洗濯槽のお掃除や排水口のお掃除にも使えます。
こちらも、ぬるま湯を併用することで市販の洗剤顔負けの洗浄力を発揮します。

また、お手元にお気に入りだけど色がくすんでしまった綿製品があったら、水の時点で酸素系漂白剤を入れて煮洗いすると……しっかりくすみが取れることが多いんですよ(*^^*)。
酸素系漂白剤は思った以上に色々な場所で使い回すことができるので、持っていて損はないアイテムだと思っています。

もちろん、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を一緒に使うのは禁忌です。ゆめ一緒に使わないようにしてください

 

マイルドな使い心地で油と血液汚れに抜群の効果を発揮するセスキ炭酸ソーダとは

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最近良く見かけるようになった「セスキ炭酸ソーダ」。「アルカリウォッシュ」という商品名で知られていて、布ナプキンを利用する方には必須アイテムと言っても良いかもしれません^_^;

重曹と炭酸塩の中間の性質を持ち、水質をアルカリ性にすることで酸性の汚れを落とす効果があります。
酸性の汚れの代表格が「油汚れ」と「血液の汚れ」ですね。
そのため、洗濯の時に、洗剤の効果を高める助剤として使われる方もいらっしゃいます。

このセスキ炭酸ソーダをお水に溶かしたものを油汚れの場所にかけてしばらく置くと、頑固な油汚れもあっさり落ちる……ということが多くなります。
元々セスキ炭酸ソーダは無機質なので、地球への負荷がかかりにくい物質です。

このように、比較的安全性が高く、洗剤代わりに1つで色々使えるアイテムが色々あります。
今年は大掃除を快適に、楽に済ませることが出来ると良いですね♪

 

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