スピリチュアル的に見る、障がい者の生きる権利って何だろう?

本当に障がいを持った命が必要ないとなれば、もっと紛争地域や飢餓が発生している地域を選んで生まれていたら良いですし、そもそも先天性の障がいを持って産まれる必要はないはず......。
スピリチュアル的に見る、障がい者の生きる権利って何だろう?

こんにちは、よいぼしのなぎうたのkinaです。
先日、相模原で障害者施設で大量殺傷事件がありました。

犠牲者の方とご家族、そして職員の方にお悔やみを申し上げます。
容疑者というか被告というか、その人は「障がい者をこの世から抹殺し、救済する」的なことを言ってたそうですが、それはスピリチュアル的に見てどうなのか? というお話です。

 

<今回の事件から透けて見える、容疑者の高尚な言葉の裏に隠された弱さと責任と>

以前コラムでも書いたのですが、kinaの兄も結構重い障がいを持っていまして、「もし兄貴がいるところにあの容疑者が襲撃したら、真っ先に被害に遭うのは兄貴だったろうな」と考えてしまいました。
そういう立場から本音を言うと、ちょっとほっとしたご家族もいたかもしれません。
だからといって「人の命の終わりを誰かが勝手に決めても良いって話にはならね~んだよ!」とも思います。

やっぱり、兄が死ぬのは悲しいですもん。

さて、今回の事件で被害者があそこまで増えてしまったのは「とにかく重い障がいの人達ばかり狙った」という点ですよね。
知的障がい、特に自閉症を伴う知的障がいの方の場合、パニックの表現形態のひとつとして「他害行為」があります。

つまり、本当に無差別に襲撃した場合は容疑者の方が返り討ちにあった可能性は高かったんじゃないかと思っています。パニック状態の時は「痛覚あるのか?!」と思えるくらいに怪我しても暴れまくることができる方もいるんです。
そういう方を選んでないということは……容疑者本人は「障がい者本人も救済する」的な高尚なことは言ってましたが、結局は「自分より弱い人間を狙っていた」だけだったんじゃないかと思っています。

容疑者は精神障がいがあったということで、刑法第39条(精神障害者の犯罪は、系の執行を猶予するという法律)の適用を狙っているようですが事件の計画性、人を選んでいるという点において、おそらく刑法第39条は適用されないと見ていますし、世論がそれを許さないのではないでしょうか。

仮に適用されたとしても、今度は「精神病院で一生を暮らすという終身刑」が待ち構えています。
容疑者は一度精神障がいで入院した経歴がありますが、病院側が入院した容疑者の今回の事件の予兆になりうるサインを見逃した、あるいは演技で退院できるようにした可能性がある、という点が今後響いてくることになるでしょう。

大阪池田小殺傷事件も精神科に通院歴がある男が引き起こしたものですが、その後精神科医が事態を重く見て(……か外部の批判を気にしてかはわかりませんが)症状の悪い患者さんを次々入院させた、なんてことがありました。
今回もそれと同様か、それ以上のことが行われるかもしれません。

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<障がい者の命は必要あるかないか。本当に命が不要なら向こうだってしっかり考えています>

ところで、障がい者の命は不要と考えている人はやっぱり一定数はいると思っています。
普通の人はそう思わないように距離を置いているだけで。
それで、本当に障がい者の命は必要ないんでしょうか?

このことを考えるにあたって、「魂は、産まれる場所やタイミング性別や障がいの有無を決められる」という原則を思い出す必要があります。
本当に障がいを持った命が必要ないとなれば、もっと紛争地域や飢餓が発生している地域を選んで生まれていたら良いですし、そもそも先天性の障がいを持って産まれる必要はないはずなんですよ。

障がいを持った命が不要となれば、日本やアメリカ、ヨーロッパのような「障がいに理解がある国」「障がい者を差別したら人権問題になってうるさい国」に生まれてくる方が逆に魂の立場からしたら困ることになります。
そう考えると、障がいを持って生まれてくることでより深い人生の修行ができるからそうしている魂さんは結構いらっしゃいますし、日本が障がい者を差別することを忌避する国だからこそ、修行のためには最適な地になるのではないでしょうか。

今回の事件がきっかけになって、容疑者の思惑と違って日本でも「障がいのある方の命の大切さ」がより尊重されるようになったら「ざまぁみろ!」と容疑者に向かって言ってやりたいと思ってます。
それが一番容疑者を後悔させることになると思いますから。

今回の問題を考察するにあたって、kinaの以前のコラム「カルマって何だろう? 先天性障がいから見る人の命の使い方」も読んでいただけたら、何かのお役に立つかもしれません。

 

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